引きこもりや不登校、摂食障害などの問題と真正面から向き合うようになって、もう三十年以上になります。
最初は、そのご家族の中に入って行って、ご本人とのコンタクトをとって、状況を打開していくというあり方からのスタートでした。
最初に出会った少女は、もう何年も家族以外の人と会ったことがないという状態でしたが、最終的には自立して、働けるようになったのを覚えています。
確かに、私も若かったのかもしれませんが、そのようなスタイルでこの問題に向き合っている間に、気づいたことがありました。
それは、私は、ずっとそばにいてあげることはできないという事実です。
そこから、本人に直接というよりは、周りにいる親御さんのあり方を指導することの重要性に目覚めました。
周りにいる人たちの影響力が大きいからです。
良くなるのも、悪くなるのもです。
ちょっとしたことで、大きく前進することもあれば、その逆もあります。
そのような意味では、親御さんのポジションが貴重と思いましたし、「親として何ができるのか」「親として、してはいけないことは」などの方向から試行錯誤を続けました。
今、思いますのは、親御さんの生き方、そして、お子さんへの接し方をより良くしていくという心づくり(トレーニング)が効果的なのです。
このことは、多くの場合、お手上げ状態から脱却する取っ掛かりになります。
そのような意味では、このようなスタンスに立つことが救いになることが多いわけです。
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