「心づくりのススメ」~あなたを幸せに導く四つの心の育て方~を発刊させていただいて、しばらくが経ちますが、読者の方々からいろいろな便りが届いています。
とても有難いことだと感謝いたしております。
この本は、私が宗教家として人さまの心と人生の関係に長年携わって来て、感じた幸せに生きている人の心の共通点をテーマにして、その心をどんなふうに作っていけばよいのかを書いた本なのです。
心は、ちょうど空気に似ており、どちらもなければ困るわけですが、慌ただしい日常生活の中で、その存在を意識することはあまりないわけです。
しかし、そんな心の存在にずっと、着目し続けてきたわけです。
それは、「今抱えている問題を打開していきたい」、「悩みを解決したい」「もっと、人生を変えたい」と思っている人が多いからです。
そのような人の相談に乗り、指導をさせていただく中で、心の存在は、とても大きなものですし、また、新たに心を作っていくという努力が一番有効だと思うからです。
世の中には、「こういう時は、こうしたらよい」とか「こういうように言えばよい」みたいなハウ・ツーものは、氾濫しています。
確かに、矛先を変えるという効果はあるかもしれませんが、それで、人生を変えていくというのには、無理があると思っています。
それは、人にはそれぞれ心があり、その心から発想や言動が生まれて来るものだからです。
それを、言動だけ変えようとしたとしても、本当の心と言動に差が出てきますから、長続きしなかったり、そのことは、かろうじてできたとしても、それ以上のことには発展しにくいのが現実です。
私もハウ・ツーをまったく否定しているわけではありませんが、それには、条件があり、相当な実行力のある人でないとそれを自分のものにまで高めていくことはできないと思っています。
それよりは、数段スムーズに発想や言動を変えられるあり方があるわけです。
それが、「心づくり」というあり方です。
「心」に着目して、自分の心を育てていく努力に力を入れていますと、心の成長がはじまり、自然と発想や言動が変わって来ますから、展開もおのずと変化していきます。
何事にも努力は必要ですが、どこにスポットを当てて努力していくかによって、まったく違っていくことになります。
先日も九十歳近くの方が赤線を引きながら、今、三度目を読んでいると聞きました。それも、この方なりの心づくりの努力なのだと思います。
ご高齢の方や目の不自由な方、また、脳にインプットするために(心づくりの第一段階)ということで、今朗読CDを製作中です。
少しでも、お役に立てばと思っております。
「心づくりのススメ」のご購入は、
http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-13259-4.jsp