今年はじめての雪が降り積もりました
つい、こないだまで、暖かい日差しが続いていたのに
様相が、一変するのは庄内の常とわかっていても、この緊張感は、どこから来るのだろう
庄内の雪は、海の方から、はたまた、山の方から横殴りの風と共にやってくる!!
地響きのように低い音を立てたてやってくる!!
そんな中を防寒具のフードをしっかり被って、身を少し屈めてゆっくりと、そろそろと歩く
それが、この街で生きていくということだから
この風土が庄内の歴史を作ってきた
人の心にそっと入って来る「雪の降る町を」という曲が生まれた町
「殿様に領地替えの幕命が下りたとき、出て行かないでほしい」と、自分の命をかけて幕府に直訴した農民や町民がたくさんいた町
「戊辰戦争では朝廷に迷惑をかけた」とボランティアで貧困にあえぎながら荒れ野を開墾した旧藩士の人たちがいた町
そこにあるのが、藤沢周平が描きたかった世界なのかもしれない
外の階段が見る見る間に白くなっていく
外灯のてっぺんにも白い雪が、車のボンネットにも、白いフェンスの上にも、そして、車庫の屋根にも
すべてが、雪に埋もれていく
三階の窓から見える景色
それは、真白の世界
ちょっと前、除雪機が壊れているので、直してもらったところでした
雪との格闘には、なくてはならない必需品
格闘する相手がはっきりしているから、周りの人との会話も弾む
雪は、見知らぬ人と仲良くなるきっかけを作ってくれる
物言わない白くて冷たい物体が、
やはり、この雪という神がくれた贈り物が好きになってしまう
それは、
一夜にして、街を白い世界に変えてしまう魔法の力があるから
「自分も、そんな力のある人になりたいなぁ」と夢見てしまう…
この町から日本という国のために様々なジャンルで貢献した人たちが、明治時代や大正の世に育った
この厳しい気候があったから育てられたのかもしれない
そんな歴史もかみしめながら、この雪と向かっていたい