「ご臨終です」…そのあとに!! | 大阪市淀川区のカウンセラー|不登校・ひきこもりの対策など心の問題なら「ますだせいじ心のサポーター事務所」

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「心づくり」という新しいジャンルを開発しています。そのような視点から、日頃の何気ない生活の一コマが人生のターニングポイントになっていることを思い、心づくりの大切さや人生について、「心づくり」のインストラクターとしての立場で書いています。

Nさんという奥さんのお話です。


ある日のある病院でのICUでのことです。


重苦しい雰囲気が漂っています。


ご老人の容態は、予断を許せない状態で、奥さんであるNさんもハラハラしながら見守っていました。


お医者様方は、あわただしく動いていました。


脈拍、血圧共に下降していきました。


緊張感がICU全体に広がっていきました。


呆然と立っているNさんに先生は、一言告げました。


「残念でした。ご臨終です」


Nさんは、ご主人の体を揺らさんばかりにしがみつき、


「あんた~。死んじゃぁいけん!!」


「おやしきり、おやしきり、おやしきり…」(おやしきりは、PLの祈り言葉)


先生方も看護師さんたちも何が始まったのかとただ、じって眺めているだけでした。


先生もしばらくして、我にかえられたのか、


「奥さん、しっかりしてください。あなたが、喪主をするのですから、気持ちをしっかり持たないと!!」


それでも、Nさんは、祈り続けました。


しばらく、したとき、周りにいたどなたかの興奮した声が聞こえました。


「あっ、戻ってきた!!」


奇跡だったのか、なんだったのかよくわかりませんが、確かに生き返ったのでした。


あの日から、ご夫妻は、平和で穏やかな日々を病院で過ごされました。たぶん、今までの人生の中で一番充実したときだったと思います。


亡くなった後の話もできました。


そして、一年後、ご主人は、90歳を越える人生を静かに眠るが如く終えました。


あのときのあの出来事は、一体なんだったんだろうと思います。


Nさんの祈りが神に届いたのか、


偶然の産物だったのか


しかし、一つ言えることがあるとすれば、人の命は、神の領域であること。


人の力でどうこうできるものではありません。


Nさんご夫妻の人生を眺めていますと、最後の一年を考えると、あの一年があったからこそよかったと思えるのです。


あのまま終わっていたら、お互い思いを残したままの人生になったのではないかと思います。


そのような意味では、まさに、神の恵みだったのでしょう。


こんなターニングポイントもあるのだと改めて感じたわけです。