🔷 9年目ピアノ男子の実力
一から始める初めてピアノ
楽しくなるピアノ
こんにちは。
練馬区、西大泉・保谷でピアノ教室をしています。
かんだ ゆか です。
9年目になる生徒さんは、都立の中高一貫校に通うピアノ男子。
テスト期間中でピアノレッスンがお休みだった週に、楽譜が送られてきました。
おおっ!いい曲だね〜。
でもよく見てみると・・・?
フラットが6つ。
途中で転調もしてる。
何でも、音楽の授業でトランペット・トロンボーン・アルトサックスと一緒にセッションをすることになったと。
これは、生徒さんが担当するピアノの楽譜。
ええ〜これ弾くの??
こちらの生徒さんに限らず高校の音楽の授業って、グループで組んでセッションをすることが多いよう。
今までにも、何人もの高校生の生徒さんたちがやってきました。
発表は11月とのこと。
こりゃ大変だー。
仕上がりの時期が決まっている曲は、のんびりと言うわけにはいかないので、取り敢えず曲の最後まで目を通すようにお話をしました。
当然だけど、いつもより大変な曲だからゆっくり丁寧に・・・も付け加えて。
そうして休みを挟んでレッスン日。
まだ途中までしか・・・・と言いながら弾き始めた曲はまさかのインテンポ。(仕上がりの速さ)
ええっ、もうこの速さでスラスラ弾けるの?
転調したあたりからゆっくりになったものの、最後まで完奏。
「転調しているところの方が簡単なはずなのに、どうしたの?」
「頭がまだついていかない・・・・・」
確かに、転調している曲は頭の切り替えが必要だもんね。
めちゃくちゃ練習した、と言う生徒さん。
そりゃそうでしょう。
これだけの曲を短い期間で、それもインテンポで弾こうと思えば、かなりの練習が必要だと思います。
でも、この凄さが9年目になるピアノ男子の生徒さんの実力。
ここまでの楽譜を読む力がついているのは、これまでの練習の成果です。
ピアノ好き・音楽好きが溢れています。
まぁ、好きじゃなきゃここまで続かない。
11月までに大丈夫かなぁ・・・なんて心配した私、間違っていました。
他の楽器とのセッションなので、出すところ・引くところを生徒さんと話しながら曲を作っていきます。
他の楽器が入った曲はどんな感じになるのかなぁ?
私も聴きた〜い。なんなら私も仲間に入りた〜い。
多彩な才能を持つ高校生の生徒さん、これからが楽しみです。
レッスン中の感じたこと・思ったこと・レッスンの様子がわかる記事もあります。



