野望
みたいなものってのがありますよね
夢っていうほど
ロマンの詰まったものではないなぁとかいうやつ
自分の中には
ごはん食べれる芸人を
もっと増やしてみたい
ってのがあります
豊橋でね
三拍子の高倉君と
ごはん食べて
いろいろお話を
聞いて
当たり前なんだけど
吉本と他の事務所では
中堅芸人でも
全然違うんだなぁと
思いました
が
途中から
これ事務所の話じゃなくて
もうそれぞれの個人経営者
そういう
芸人論なんだなぁって
劇場ってものの深み
ありがたみを感じましたよ
劇場の価値な側面が多様的なんです
そこでどんなことをして
どんなものをクリエイティブしていくか
デジタルが普及したことで
よりグラデーションが豊かなね
劇場の魅力はむしろ増してると思いますよ
生の現場ってものが
貴重な体感の場所だという
こと大前提でね
それよりもっといろいろあるなと
三拍子の単独ライブも
購入したんです
お笑いライブの購入のきっかけって
それこそFacebook経由で
三拍子単独ライブを買ってからかもしれません
K-PROさんの配信で
映像も音響もめちゃくちゃ良くて
ストレスないなぁって
今では吉本のFANYが比較的簡単に
購入できてすぐに
観れるので
衝動的に購入して
楽しみながら
勉強してます
ライブで現場で体感とは違う
少し俯瞰したところからの
楽しみ方みたいなのがありますね
それに向いてる人
全く想定してない人
向き不向きもあるんやろうなぁと
ニューヨークの単独ライブとかは
配信ゆえの面白さの傑作コントがあって
田舎の社長のコントなんだけど
あれ声出して大笑いしました
すごく現代的な単独ライブやなと
思いました
自分だったら
配信でやるべきことって
なんなのか
考えますね
考えてますよ毎日
ひたすら
昨日
セックスマシーン！！という
バンドマンの方と喋ってて
コールアンドレスポンスという
一番の武器を奪われて
彼らってそこ定評あったんです
それで話聞いてたら
コロナなって
ライブバンドって呼ばれる人たちは
皆配信
映像でライブを見返すようになったんだと
そこで届けることを
より意識してると
そことちゃんと向き合うことが
できるようになったと
だから演奏の技術とかのスキルと
魅せ方、演出がずば抜けて良くなったそうです
面白いよね
街から街へとライブの繰り返し
その消費ももちろんあるところの筋肉が
鍛えられてたんだろうけど
実はそれで見ようとしなかったこと
目を背けてたところがわかってきたんだと
ライブの新しいやり方も
楽しんでアップデートできてると
言ってて
立派やなぁと
カッコええよね
本当に
いろんなことを融合させないと
ダメなんだろうなぁと
俺らくらいのキャリアでこれぐらいのポジションだとそこやるのが本当難しくてね
ついついサボりがちだけど
そこにトライしないとなんだなぁと
寄席で20分漫才できる地肩の
強い芸だけで勝負はできないなと
それも大事だけどね
そこだけを目指してる時もあったんですけどね
18日の自分の
独演会はそこ意識して
しゃべりました
個人経営の方とかと話したこととかね
すごく面白いのよ
今
場所や単価やもちろん
その商品の強度でそれぞれ正義が違ってる
全然違いますね
マーケティングだけの話じゃないんです
マーケティングってのは
一般論でもあるから
参考にはなるけど
本当参考って感じなのよ
気づいて邁進してる人と
しない理由を探し続ける人もいてね
ひたすら邁進して結果が出てる人と
割に出会う確率が多くて
いろんな話で目から鱗でございました
他人事でなくね
自分だって自戒を込めてね
感銘をうけたなら面白いって
思うだけでなく自分というポジションなら
どこ汗かいてやるべきなのか
努力をするべきなのか
ひたすら考えております
それが芸人という個人経営ってことだから
事務所に所属してても
やっぱり考えないとね
基本受け身の仕事だから
俺ら待ってるだけでは
はじまらないのよね
ありとあらゆるパターンを
想定しながら俺だったらこうしますみたいなことを
ここ大事ですね
できるだけ面白おかしく語れるように
なりたいです笑
1人トークライブって
エピソードトークひたすら
繋いでいくっていう感じではもうやらないんです
かと言ってやっぱり
セミナーや講演会とも違うんですね
DJみたいな考え方だと
それって初歩の初歩やないかなと
盛り上がる曲ひたすらかけ続けて
アゲ続けることがいいみたいには
思わないんです
盛り上がるってのももっと
多面的なんかなぁと
独演会なんて言ってるけど
1人トークライブの
自分なりの形に苦しみながら
トライしてみました
本当に
来てくれた皆さん
ありがとうございました
配信アーカイブ残ってます！
8月18日【池袋】
ラスタ池袋presents 大谷ノブ彦 独演会