1月3日に
あのニューロティカが
武道館でライブをやる





1984年結成ってことは
俺が小学生のとき
結成されたってことだ
俺らデビューが1994年だから
ちょうど10年先輩



1990年にコロンビアからメジャーデビューとあるが彼らはインディーズの頃から
有名だったし、あの頃はバンドブームで
どのバンドもメジャーに行ってたなぁという印象があった。

ニューロティカはとにかく一曲一曲が速くて気持ちが良くて、なのに歌えるっていう。
歌えるパンクロックだったなぁ。


キャプテンから出た2枚は本当好きで東京上京するときもボブ・ディラン聴きながら来るわけ最初は。
そこに浸ってるわけ。
自意識過剰だから。

ただそのうち飽きて
"ブルーボーイ、カラーボーイ、ドリンキンボーイ"ってテンション上げて笑


東京来て初めて行ったライブハウスも
新宿ロフトのニューロティカ。


ロフトに行きたかったからね。

前の方ではしゃいだらなんか鼻についたんだと思う。
背中にアルコールかけられて。
それもなんかいい思い出で。
ライブハウス来たぞーって気持ちになって。



芸人なってからライブ行ったり
仕事したこともあるし
あと野球観に行ったこともある
いろいろあっちゃんに良くしてもらって


だから武道館って感慨深い

それと
クラファンとかも
バンドでいち早くやってた
バンドを取り巻く環境を考えたら
俺は絶対クラファンや
NFTはやるべきやと
思うので
そこはすごい勇気やなって
あの時はまだ信者の金集めみたいな古臭い方がマジョリティだったから




これからも
タフに続いていくんやろうなぁって思う
ニューロティカってバンドは








BiSHが解散するって聞いたときは一瞬それは反対!
する必要ないって思ってしまって。でもどうも前から決めてたみたいなの聞いたとき、そうか楽器持たないパンクバンドだもんなぁって。

本人達が決めてたってなったら内部のこと分からんものがいくら言ってもね



BiSHはやっぱり楽曲が好きで好きで。
ユニゾンとかなくてそれぞれの声を楽器にみたいに捉えて歌割りしててそれが普通にいいなって思って。



松隈ケンタさんは
インタビューだけ読んでたらちょっと怖い人なんかなって思ったけど
会ってみたらあまりの
ナイスガイぶりにびっくりして






元々はBiSが好きで
やっぱり解散のときのドキュメンタリーでカンパニー松尾さんとかでやってんの
あれとか普通に見てて

だからBiSHが出てきたときもBiSの続編みたいな感じだった

当時はどんな負荷をおわせて話題にするんかなぁとか思ってて
アイドルに負荷を課してそこに物語みたいなの結構インフレ起こしてて
やっぱりそういうのもうお腹いっぱいやったからあまり食指が動かないわけです



それでしばらくして
「オーケストラ」とか楽曲として
ものすごい評価受けてて
あのあたりはどの曲もいいなぁって
それでAbemaかなんかの番組で初めてお会いしてインタビューとか
したりしたんだけど
その流れで俺全員に踏み潰されて笑
結構おいしいなぁって




そのあと

大地さんも

マグロックかな

静岡で

ちゃんと踏んでもらって









ライブパフォーマンスは
本当カッコいいなって

あとマグロックと連結した
フェスで
フジソニックってのに
急遽出てもらったんです

あれなかなか出演者決まらなくて
当初の予定がどんどん変わって
まるで出口が見えないようになってきて
そこにBiSHが決まってなんか光が刺したのね


当日のライブも1日通して
圧倒的に素晴らしいライブで

あっ記憶違いか
フジソニックが先かも
うん
それでAbemaだ

とにかくそん時の
ライブがマジで良かったのね


しばらく
彼女たちのことばかり
語ってたような

それで
「beautifulさ」とかがめちゃくちゃ刺さって
ちょっと2000年代の青春パンクのようなサウンドだけどBiSHがやるとものすごいエモくてでも洗練されてて
あの曲は振付もめちゃくちゃいいなって
BiSHってグループが誰かにとっての居場所なんやなぁって

まるでライブハウスみたいやって

初めてライブハウス行った時に
そういう優しさみたいなの感じたの
こんな楽しい場所があるのかと
俺みたいな人もいていいって言ってもらえてるようなね
大分のライブハウス通って
それで東京出るってなったら
やっぱりロフトなわけ
BOΦWY世代ですから
ライブハウスから武道館っていうね
ライブハウス武道館へようこそとか
大好きで


それでアルバム冒頭の
「My landscapes」
聴いたとき大興奮して
これこれこれ!って
なんちゅういい曲なんだよって

こういうの聴きたかったのって
楽曲の素晴らしさに震えました
未だにこれが一番好きですね


で彼女たちはどんどんライブの規模大きくなってテレビにも出るようになって
それはそれですごいんだけどね

それより宮古のカウンターアクションとかに出るところとかにグッときて

そういうところが本当にかっこよくて
あそこ一部のバンドは行くけど
やっぱりどんどん使って欲しいのよ
東北ライブハウス大作戦のライブハウスは
もっといろんな人が使うといいなって思ってて


アイドルとかに使ってもらうの
絶対いいのになぁと思っていたから
彼女たちが気に入って使うことで
そういう道になるわけよね

そういう自分達の出自はあくまでライブハウスみたいなところ
好きなの
昔バンドが武道館とかやったら
次の日ライブハウスでやるみたいな
あぁいうの好きなのよ
いくつになっても
俺らも初めてネタやったの
ライブハウスで
ご縁でね
ブラッドサースティーズブッチャーズってバンドのご好意でね
新宿ロフトで初めて人前でネタやったの


コロナでライブハウスって悪者にされてね
今はマナーめちゃくちゃ守りながら少しずつ復権していってる
ものすごいマナーいいよ
そういうのも報道してほしいくらい

みんなでルールやマナーを守って
新しい楽しみ方模索しながらやってる

BiSHがライブハウス
中野だよね
あそこでやってるの配信して
テレビ通じて解散発表して
それをライブハウスから伝えるってのも
すごく美しいなって思った



俺は
ずっとライブハウスが好きだったし
これからも好きだと思う

そこで観たバンド達のライブは
大切な思い出




その優しい場所
除け者
他所者
ひとりぼっち
流れ者
そんな個人の
吹き溜まりのような
ところ
だからこそ
美しい場所
ブルーハーツの
リンダリンダような
ドブネズミが美しいなんて
ライブハウス言ってたら
すぐ理解できる

いろんな人がいてもいいから
いろんな表現があっていいから
ライブハウスは優しくて美しいんだと思う
吐き気がするほどロマンチックなんだと思う



積み重ねてきた
パンクバンドが
一つの到達点として
やる武道館と
その果てに走り抜けようとしてる
パンクバンドが交差する
2021年から2022年



そのどちらも
俺はいいなぁと
思う




あっちゃん
ニューロティカさん
マジですごいよ


"やりたいことをやらなきゃ
嘘になっちまうのさ
未来なんて 心はチープで
安っぽい しょっぱすぎるぜ"