山形の新庄に何度か行ってます

泊まりもしました

あそこ好きなのです







少し前の写真ですね
はじめて行った時の写真

蕎麦絶品でした





山形ってところが
僕は好きなのです
多分



いろんなご縁があって
そこに辿り着きました




人があたたかい
というのとは
ちょっと違いますかね
そもそも地方にいる方を
ぼんやり温かい人柄みたいに
言うのがそんな好きじゃないのかもです



それよりも
何か濃厚な人間力の人が多いという
イメージの方がある




癒されるというより
生命力の塊のような
カウンター要素を
感じたりしました
あくまでも個人的な印象です



だから
居心地が良かったんです



私は







新庄を歩いてるとき


ここで
小林武史が育ったのかと
思いました


新庄出身の方なんですね








そういえば
マッコイ斉藤さんも新庄出身ですよね



僕ら偶然ですが
本当に偶然なんですが
マッコイさんと石橋貴明さん
とは
新庄でお会いしました




本当にたまたまなんですが




マッコイさんをはじめて
見たのは
尊敬する放送作家の石原さん
の会社設立パーティーです




隅っこでもじもじしながら
芸人のくせに大人しくしていた
僕は突然乱入してきて
長渕剛の「とんぼ」を
がなり歌っていった
マッコイさんに衝撃を受けたのを
覚えてます


後に清原和博さんとYouTubeを
立ち上げるマッコイさんです



地方から
大東京に向かっていく歌
なんとなくいろんなことが
繋がっていきます


対東京という想い

九州から出てくる時
俺はちっちゃい長渕剛さんを
心に抱いてましたもの



そんなマッコイさんと
小林武史さんが
同じ街で育ったというのも
なんだか興味深いなと



地方出身者のものが全て
過剰な東京への物語を
もっているわけではないでしょうけどね



その距離感
その自意識が
どこか懐かしく
今もチクチク痛むのですが



小林さんとは
何度かお話しさせてもらったことが
あります



聞きたいことが
あって
アレンジの話とかを




小林武史さんの魅力は
洋楽的なエッセンスを忍ばせ
難しくなく
ヒットチャートに送り込むことかなと思ったり
します





試しに
My Little Loverの
「YES 〜free flower〜」
という曲を
聴いてみてください
スマパンっぽいですよね
90年代のグランジとかオルタナの
エッセンス

音の鳴り方含めて
すごくエッジが尖っとるなぁと


Ceroのメンバーは
この曲から海外の音楽
インディーのロックにハマったと
何かのインタビューで読みました



でもどこか親しみやすいサウンドでしたね
すごい売れてた


筒美京平さんとかもそうですけど
こういうところから海外の音楽に出会う人もいるよなぁと





サザンの楽曲をやっているときは
大衆化
国民バンドになっていく
サザンオールスターズに
あまり慣れなくて
少し距離をとってた時期もありました



サザンが
洋楽好きな大学のサークル感って
あって
あれ好きだったんですよね

それがみんなのサザンになって行く
90年代
私はひねくれて
小林武史さんのことを
うがってみていたものです




どんなことを
考えながら生きてたんやろと
そんなことを想像しながら
新庄という街を歩いてみました






Bank Bandの新曲が発表なりました




櫻井和寿さんと宮本浩次さんという
自分にとってとても思い入れのある
2人が歌ってます





この曲は
作詞も作曲も
小林武史さんです

素晴らしいです

まるで
映画『ベルリン・天使の詩』のような
美しいモノクロの映像

上から見下ろす
2人は天使ということなのかもしれません

まるでブルーノ・ガンツのように





2021年の東京を歌います




東京で育った
2人の偉大なボーカリストが
地方から出てきた人
上京してきた人を歌います





Bank Bandとしても
最高の作品じゃないでしょうか




この銀座の時計台の下で
大地と出会いました


再会しました


その近くの劇場で
切磋琢磨しました

銀座東急ホテルというところで
アルバイトをしてました
18歳のとき
地下鉄から上がって
夜の銀座を見たたきの
まばゆさ

夜の22時から朝の5時まで働いて
朝の銀座をとぼとぼ歩いて帰るのです

あの時計台を見上げながら
歩いてました

若き頃からずっと聴いてきた2人の歌歌いの
この曲を宝物にしたいと思います