4月から
名古屋のケーブルテレビさんで
毎週一本映画を
紹介するコーナーのような番組を
担当しております

『フィルみる』という番組です






今日収録したのが
『茜色に焼かれる』
『はるヲうるひと』
です





奇しくも
どちらも
"生きる"ということが
テーマの作品でした



一つは
母の
一つは
家族の
物語です



生きることに向き合うというと
何か大袈裟でたじろいでしまいそうな
気がしますが
コロナ禍の中
いやが上にも毎日のように
考えさせられたことです



いや
そもそも
川島雄三作品や
初期の仁義なきや
成瀬巳喜男の『浮雲』
なんかにもあった
生への執着に
若き頃
大いに励まされたものです



YOASOBIの「夜を駆ける」という楽曲が
小説「タナトスの誘惑」の楽曲化でした



タナトスとは
ギリシャ神話で
死の神様だそうです

逆の神様が
エロース

エロスですね
エロスって生なのかと
性は生なんだなと

改めてチンポップって
生きることの肯定じゃないのかなと

お笑いにもそれを感じます
生きるということ
前のめりに生きまくるということ

その生命力の証のようなものに
強烈に惹かれます

この映画は
希望というものを
全く違う形で表現します

自分は
こんな映画が観たかったんだと
思いました

しぶとく
でもしなやかに
野生動物のように
生きて生きて生きまくる
映画でした

今日少し語って来ました

よかったら観てやってください