一昨日
フジテレビの深夜番組
心のベストテン収録で
柴那典さんと
タナトスの話しなった

"死"についてだ









ギリシャ神話に出てくる死を擬人化した
神様のことが元で、
たびたび作品のモチーフに使われる



今年を代表、象徴する曲である
YOASOBIの『夜に駆ける』
は小説を楽曲化したものだが
その小説のタイトルは
『タナトスの誘惑』という作品だ
(YOASOBIのヒットについては仕掛人が語ってるのが決定版。
これも柴さんの記事だ)



それに
『鬼滅の刃』である

鬼滅も鬼退治がテーマだが
割と残酷な描写
人の死、鬼の死がかなり直接的に描かれる

同じように
少年ジャンプ連載で
今ヒットしてるのは
『呪術開戦』

つぎは
かぁ

なんかすごいなって思う

数ヶ月前に
臨時講師させてもらってる
APUの
大学生と話して
オススメの漫画何かな?って
聞いたら
『チェンソーマン』と言われた





不勉強で知らなかったので
すぐ取り寄せたらこれがめちゃくちゃ面白い



先日
この漫画がすごいの今年の
一位にもなった



ただこれもスプラッターな描写が
沢山だ
チェンソーだもの



(これ観て『悪魔のいけにえ』観直したくなってみたもの)





コロナ禍が影響あるのかどうかは
正直わからない



ただ今年は
コロナによって
日常に死を意識する割合が
多かったことは間違いない

それは明らかに恐怖として
植え付けられたような気もするが



いろんな理由があると
思うけど
今年は
死をモチーフにして
エンターテイメントに落とし込んだ作品を
普通に楽しんでいた
一年だったような気がする



まぁ
そんなこと言ったら
昔からあるけどね


沢田知可子さんの
『会いたい』だっけ?

死んだって直接的な表現で
随分ストレートな言い回しやなぁって
思ったら大ヒットした


あっ
横道それちゃった




つまり
その時代時代で必ず
タナトスをテーマにした
作品はあった
純文学なんてそんな作品ばかりだ



ただここまで社会現象として
同時多発的になったのが
あまりなかった印象なのだ





表現方法も
少しスプラッターな感じだしね




僕も思いっきり
気負って若手の頃
ダイノジの
英語表記を
DIENOJIにしてきた








単独ライブでコントを沢山作るときは
必ず毎回最終的には
死をテーマにしてきた




まぁそれがいいかどうかはわからなかったし、一番面白いのかどうかと言われたら、もっとやりようがあったかなとは思うが、
死のことを若い時からずっと考え続けてるからどうしてもそうなってしまったのかもしれない

そしてそれは同時に生のことを強く強く
考えることでもあった

生きる

どう生きる

ただ生きる

その都度その都度考えまくってた

めんどくさいねぇ
でもそうだったのよ

10代後半から
20代前半は
特にそうだった
いや
今だって
毎日考えてる

ただ
若いときはずっとそれ

理由は単純だ
少なくとも僕の場合は

童貞だったのだ

タナトスと対比として
使われるのは
エロスだ

神話に出るのは
エロース

Wikipediaにありましたなー

エロスの言えば





これ!
作詞は松井五郎さん

そう
今度の
心のベストテンのゲストです!






生の象徴が
エロってのがいい




童貞で肉体的な快楽として
経験したことがなかった僕は
強烈にエロスとタナトスに惹かれた



妄想ばかりで実体の経験がなかったから
圧倒的にエロスに恋焦がれ
その反動でタナトスに惹かれ
またエロスに夢中になった
だから死ななかった

精子だって
言うけど
生死じゃねぇかって思ってた

ティッシュの中で
死んでいくやつらを眺めながら
命ってやつを考えた

人々は
エロを姿を隠して
いろんなところに
忍ばせてきた

コカコーラのボトルが女体だとか
ナチスの制服やマークを
カッコよくデザインしたりだとか
(ドイツは革の文化なんかもそうよね)
日本のお祭りなんかもそう
こっそりエロいの忍ばせる

モテたいだとかも
エロいことしたいだもの

ファッションやカルチャー
必ずどこかにエロティックなものが
含まれる

直接的なものもあるが
そのほとんどが潜在的なものだ

それは圧倒的な生への渇望からなのか
人類がそれを求めてきたからだ

表向きそれをやるのがダメになった

表現だけじゃない
日常生活においても減ったなぁ
なんて思う

自分が子どものときより更に

(僕があるブログのサイトを辞めたのはこれらの表現を少しするだけで更新ができなくなるシステムがあったから)

その反動でタナトスが増えてるなんて
こともあるのかなと思ったりした

欠けたエロスの代わりにタナトスが
ピースを埋めているような

ちなみに
俺らは世の中の流れに少しだけ逆らうようにエロトークライブなんてやってる笑

生への渇望
と言いたいところだが
これはただ単に
エロい話しの多様さに
面白いが止まらないから

本当は二、三回やったら
終わる予定だったの

下ネタでゲラゲラ笑おうみたいな
反コンプライアンスなんて
テーマかかげて
始めたら
結局エロい話しって
人間の話しになるから
多面的な面白さがあって
飽きないのだ



あの瞬間が面白くて面白くて仕方ないの





ずっと
タナトスとエロスを
行ったり来たり
しながら
更に
もっと原初的に
もっと野生として
生きてみたいなと思ったりする




腹減ったら
飯を食う
眠くなったら
寝る
Hしたくなったら
する

現実はそんな簡単なことじゃないの
わかった上で野生を呼び戻したい

その上で
笑いが大事だ

楽しいことをすることが大事だ
エンターテイメントが大事だ

だから
死は選ばない

俺は選ばない
ただ生きる

それは笑いがあるからだ

エンタメ
あくまでも作品として
味わうだけだ

今はね

少なくとも今は死なない
死にたくない

何が言いたいかというと

おはようございます

戦争反対
SEX賛成です



今日も行きまくりの
イキまくりでいきたいと思います