仕事がなくなって来た時ですかね、トークライブ無理やりはじめたのは

元々コンビでやったりはしてたんです

それこそ若手のときは
社員さんが企画してくれてやったり
そこでありがたいことに先輩とか
ブッキングしてくれて絡ませてもらったり




2006年の夏に
相方がエアギターで世界一なって
テレビ呼ばれるんですね

そこでどう立ち振る舞えばいいかわからなくて
受け身も取れないんです
下手なんですよ
僕が
とにかく

おまけに相方に嫉妬なんかしてね
自分の責任でうまくいかなかったのかなって




とにかくバラエティーでの
出方がわからないわけです



知名度上がったけど
自分は操縦できない
大地も1人でテレビ出てもなかなか
難しかったのかもしれません

それでとにかく
1人で
3時間喋るトークライブを始めました
もがくように足掻くように


会場はどこでもいい

狭くていいので
スケジュール空いたらすぐに
やらせてくれるところ
そこに
ぶち込んで



多い時は毎週やってました
ゲストも入れたりしながら
1週間ってあっという間ですから
とにかくなんか喋れること
増やさないと
ダメだなって
インプット増やして
そこから全く違う話を繋げたりして
構成だけ考えて前半に振ったものを
後半回収したりとかして
なんとか3時間ひたすら喋ってました




そのあとニッポン放送でラジオやれた時も
その時の経験を元にやりました




昼のラジオまでやれたんですが
そこで簡単に言うと敗北しまして
それで地方で今度は距離感探りながら
地方の盛り上げと連動して
ラジオやっていこうと


これは今でも継続して続けてて
ラジオ局も事業でライブやりながら
その売上金を製作費にして番組続けるところとかばかりになるやろなって思ってたので
CBCなら若狭アナとトークライブ始めたり
群馬でも定期的にお笑いやトークライブなんかをしながらコンテンツを増やして行きました


名古屋や群馬でトークライブは
その場所に相応しい人
面白い人とやるってのをテーマに続けてます
発見と学びの連続なんですね





真剣に
ローカルイズグルーバルになるべきだと
思うようになってて
過疎化や人口流出ばかりでしょ
地方は道州制にして地方が自立していかないと
まずいんやないかなと

そのポテンシャルはあるなって思ってて
地方でもアジアにモノどんどん売ってる人とか見るとたくましいなって

だから今もとにかく地方に行って
面白そうな人と酒飲むのめちゃくちゃ楽しいですもの



地域盛り上げの芸人になろうというのが
俺らの新しい指針でもあって









やがてはお祭りのアップグレード
地方のフェスなんかをやるのを
どんどんやってみたいと思ってました

まぁそれがマグロックや
他のいろんなフェスとの
関わり合いになってくるんですが


そんな中
相方とのトークライブなんかをやる
機会が少なくなってきてて
大地さんと今の俺らだからやって面白いのやろうではじめたのがエロトークライブのチンポップだったんですね







楽屋で猥談と元ヤンキーの芸人の武勇伝聞いてる時が大地さん一番生き生きするんです
顔色いいんですね
コンプライアンスってのが厳しくなりますねってときだったんで、寛容的な社会としてのもっとエロくていいじゃんみたいなテーマもあったと思います
そん時は

それで社員で一緒にやってくれる人で
頼りになる佐藤くんとはじめて
アンダーグラウンドなことにも詳しい
武井君や生いっちょう君に手伝ってもらったり
なにわのエロ落語家の桂ぽんぽ娘ちゃんとかね

それとその手のエピソードが山ほどある
ミカヅキ上田君にTwitterからお願いしてオファーして

上田君が出てくれて思っても見なかった方向になったんですね


やっぱりどうしても綺麗にオチる
エピソードトークの羅列になるじゃないですか


それでどちらかというと他人の噂話だとか
自分の昔話って事で済ましがちなんですね
それはやっぱりそっちの方がウケるから


エロでエンタメってその時のお客さんの作り出す空気感でどんな球がいいのか探りながらやらなきゃいけない



でも上田君は結構剥き出しでくるのね


小器用に笑えるエピソードトークばかりしようとした自分らがちょっと弱いなぁって

もっと人間って多面的な生き物なんだから
弱さや情けなさが垣間見える
エロさが出たほうがより人間っぽいなって


ぽんぽ娘もそういうエピソードぶち込んでくる


人間っていいなって感じですよ
人間賛歌ライブですね



それで女性が自分は性欲強いとか
スケベなんだとかあまり言えない社会って
なんなんだってなって
自分がスケベって言ったら
じゃぁ誰でもいいんだなとか飛躍してしまう
男社会ってそもそもどうなんやろうって
そんな話にもなってね


つまりチンポップは
もっと社会に寛容さをってメッセージとともに
誰でもいていいんだってメッセージを内包したものにできないかって



なんか裏テーマは少し壮大な感じなんですね




今って
AVの男優さんも正しい性教育としてトークやられたりしてね
あくまでもAVはファンタジーであって
そういう楽しみ方をするものだって
啓蒙的な活動してる方がいるんです
エロトークは楽しいけど
まさになんでもありなんだけど
そのどんな人もいていいんだよっていうためには
お互いの気遣いが必要で
それこそパートナーと話し合ったり
女性の身体を労ったりケアしたりとか
そういう教育って全然不足してるんだなって

エロが好きだからこそ
そういうこと
意識していこうって



それでゆにばーすのはらちゃんが
出たいって言ってくれて
このライブにね
自分から

はらちゃんオープンに性欲強いとか言ってくれて
赤裸々に語ってくれるのね

すごく大きいですよ
これが
あなたはいていいってメッセージに転換されてるやろって俺は思うものね


それでまたなんか泣けたりするのよ
猥談なのに

なんだこの話
ジャンルなんなんやろうって





バンビーノ藤田君の奥様のかおりさんは
とにかくエンターテイメントな人で
エロもそう捉えてる人
彼女と話してると
エロを楽しむってのは
芳醇な事なんやなって思えるのね




何回か回数重ねるたびに
いろんな方向にいくんですよね



そしたら佐藤が
このエロトークに出てる人
よしもとの部活動プロジェクトにしようって
言い出して







よしもとの部活動プロジェクトは
やっぱり仕事に繋がってるものとそうでないものがあるのね
あれはやっぱり仕事に繋がらないといかんやろって思ってて




そしたら
すぐにオファーがあったんですよね

いきなりですよ

それで
部員の誰かを派遣したりして

やっぱり必要としてくれてる人は沢山いるなって





部員になりたいって人も増えてきて

どんどん面白く成熟していってる感じですね


地味に続けていくつもりです




最近は地方でも
求められたら
エロトークライブやるんですよ

すごいですよ
大地さん
息継ぎしてないんじゃないってくらい
ノンストップで喋りますから


名古屋の
チンポップ
満員御礼だったんですが
大地さんがとにかく生き生きとしてました
素晴らしかったですね


エロ話も
達人の域に達しているのでは
ないかなと思って

やっぱり積み重ねるって面白いなって


それとね
名古屋のお客様の熱量ね


エロ話に対する熱量が
素晴らしかった

お客さんと一緒に作り上げてるって
感じです



また
やりますね
名古屋で
あとリクエストあった
大阪でも
日本中で
リクエストもらえれば
確認いたしますので









11月4日
水曜日は
東京の
チンポップです

よしもとエロ部presents ダイノジエロトークライブチンポップ
~会場でしか聞けない貴重なエロい話~

11月4日(水)

場所
SOD本社
※中野区本町六丁目20番12号

内容 19:30~21:00

出演 ダイノジ、武井志門、生いっちょう、ゆにばーす・はら、ミカヅキ上田、かおちゃん、リボルバー・ヘッド
SPゲスト アル北郷

チケットあと
なんとか
15枚ほどで
売り切れ

ここから
がんばりたいです

少しでも興味あるかた
チンポップ戦士として
ご参加くださいませ