試写で
クリストファー・ノーラン監督

『TENET』

観てきました








やっぱりノーランオモロいなぁって

推薦コメントお願いされたので
1人でも多く映画館行って欲しいので
またまた熱量たっぷりで書きましたので
よかったらチェックしてみてください





ノーラン作品では
『インセプション』に近いかな
あれ俺は
正直今もよくわかってないから笑








何回か観て
あれこういうことかなぁって
噛み砕いていくみたいな



多分これも何回も観ると思う

特にIMAXで早く観たいですね






今回もあらすじ事前に頭入れて観てだけど
とにかく画角の中の情報量半端ないので
ついていくのが精一杯



なんて書くと
面白くなかったのかって言われそうだけど
これがめちゃくちゃ今回も面白かったのね笑




彼の作品は体感って言葉
よく使われるけど
ただ映像世界を
体感するってだけでなく
ノーランがこだわりまくった
世界観、脚本、演出、芝居、音楽
全て揃って初めて
クリストファー・ノーランの
映画作品なもんで

だから極めて映画的なの

だから俺は好きなんだ思う








やっぱりね
映像だけだとね
ちょっと退屈なのね

黒澤明作品
中期が好きなのは
脚本が面白いからなのね

『野良犬』とかさ
話しがめちゃくちゃ面白いじゃない

その上で画面上の説明で
ストーリーを進行していくみたいな
あれが自分が一番好きな映画なのかも




後期はそれを
なるだけイメージや映像だけで
進行しようとしてるじゃない

それはそれですごいんだけどね


それはやっぱり映画って感じが
しないのね
俺は
積み重ねてきた黒澤さんだからって
感じなのよ





なんでやろ



まだ若いのかなぁ俺が
わかってないだけかも


まぁそういう感じ







中学生の時
ボブ・ディラン聴いて
さっぱり
わからなくてね

学校の先生で
ロック好きな人が
頭のいい屁理屈言う不良みたいな音楽
ってディスってて
そんときはなんだよ!って
思ったけど
そうやって説明受けたら
スッと入ってくんのね笑
なんか親近感湧いて



聴けば聴くほど好きになって
そもそもリズム音楽として
ヤバいから

サム・クックの
ライブ盤のMCとか
音楽じゃないですか
楽器みたいな

 
ラップミュージックを
聴いたとき
ディランに通じるもの感じたものね

リズムだなって




そんでもって
誰とも違うから
そこがまた好きなのね



明らかに異物なのに
でもなんか
アイコン化されてて
なんかポップっていうか
マスじゃない
それがすごいなぁって




ノーランにもちょっとそれに
近いものを感じるというか

この人
本当に独特じゃないですか

でも
圧倒的にポップじゃない?

実際めちゃくちゃヒットするし
彼の新作以降
そういう作品が
スタンダードというか
定石になったりするでしょ?

それって相当すごいことでしょ

『ダークナイト』
『インターステラ』
『ダンケルク』
とかそういうイメージだもの



ビートルズの新譜を
リアルタイムで聴いていた人は
こんな気持ちだったのかなぁって

革新的で独特なのに
いつのまにかスタンダードになってる

何度も何度も味わいたくなる




この作品が
彼の最高傑作では
ないみたいな批評
観たけど
そんなのどうでもいいなって

何が言いたいかって
そんなことより
とにかく
バカデカいスクリーンで観て
欲しいなぁって

映画館で体感してみてね

やっぱりこれに尽きるっす

ノーラン最高