「戦争と一人の女」


坂口安吾原作

近藤ようこ漫画


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多面性とか多様性とかは
文学や漫画にたっぷり
詰まっております


随分前から



文学だからいいんだよって思う
フィクションだからいいんだよって思う

味わい深いよ




だから
やっぱり好きなんですね
心底

小説も映画も漫画も




岡崎京子の漫画読んで知恵熱出たよ

あまりにすごすぎて

すごい人がいるんだと

下北沢行ってみたいなって
岡崎京子の漫画の舞台が
下北沢ばかりなの
あの人が育った街

見てみたいって思ったの

そんな人生
そんな生き方もあっていいんだって教えてもらったの







山上たつひこの「光る風」って漫画は
大学生の頃
むさぼり読んだ









あれも戦争があった時の話でね
とんでもない話読んだなぁって

クラクラしちまった

「この世界の片隅に」もそうだよね



戦争って否応なしじゃない?
対局とは全く違う角度で悲劇が起きるの
そのことを踏まえて戦いたかったのか
知りたくなるわけですよ


悔しくなる


熱狂が好きだけど
それはあくまでも
虚構に対して
寓話に対してなのよ



イデオロギーの熱狂なんて
俺はやだね
戦争やなんだよね








僕は山田風太郎先生の
戦争のときの日記が
どうにもこうにも好きでね











要はさ、
普通なんだよね、

とっても



真っ当に冷めてる


山田風太郎先生の
ユーモアってそういうこのとなんだなと


戦争に突入させたのは
国民なんだよ

新聞に煽られて

ワイドショーに煽られる
コロナになった人を
徹底的に叩いたり
なってなくても東京から
来たってだけで
追い返そうとする人とかさ
ネットにいる人

まだいるよね?

こんな経済状況でも
いるでしょ



ワイドショーでさ
3ヶ月も恐怖煽れば
差別ちゃんとするんだよね










戦争ってものの
多面性を考えたいの
多面的に
知りたいの




映画や小説で何度も擦ってるの

いろんな方角から見ていきたい






だってしたくねぇもん
戦争





それだけがさ
その多面的に見ることがさ
戦争への批評であり
抵抗でねぇかなと



そう思うのね





絵もすごく素敵でしたね。これ。
近藤さん
素敵です
とっても




坂口安吾の「堕落論」

って本当衝撃でしてすごく好きでしたね


高校生のとき
ある意味太宰や漱石読むより
これだけは夢中になった

こんな価値観あるんだって

堕落せよってことより
堕落してんだろって
人間なんてそもそもよって

いばってる軍人はさ
誇り一辺倒だから
つまんねぇんだよ





足引っ掛けながら
ニヤリと笑って戦争回避したいな
俺は

熱い男のはずなんだけどね

あくまでも自分の好きなものについてだけなんだよね

熱狂ってのは





また思い出したこの感じ



この主人公の女の不謹慎な
考え方がとても健康的で好きだ


どうしようもないよ、女も男も



文学って
正義を描かないから好きなんだ





説教の真逆




どーしようもない







だからいい

それでも生きていく強さ

それこそ人間っぽいんだなぁ



そこだけは踏まえて
その上で人を信じたいのよ






美しいじゃない



それが一番