

羽田の第二ターミナルに着いたらまずは芋きんを買う。
満願堂だ。
芋きんを発明した奴はノーベル平和賞を与えるべきだ。いつもニコニコになれる。
空弁はシンプルなものがいい。
食べるタイミングは機内の中でドリンクサービスが始まったら食べ始める。
もちろん頼むのは
コンソメスープ。
空弁をあのスープとセットで食わない奴は、女の抱いてサインに気づかない奴だ。つまり鈍感ということだ。
食べ終われるころに、ドリンクサービスの客室乗務員に今度はコーヒーを頼む。
温かいコーヒーを啜りながら、満願堂さんの芋きんをかじる。ぼんやり窓の外を眺めると、そこには美しき島国日本。日本を空から見下ろすその瞬間。
神を超える瞬間
と呼ぼう。