
しかし不思議だ。こんなに詳細に一枚一枚のアルバムについて
レビューや解説が掲載されているのに、読みながらずっと思うことがある。
「絶対俺の方がいいこと書ける」
バカでしょう?
このムック本だけじゃない、どのビートルズ本でも思う。
つまり
ビートルズってそういうグループなんだ。
みんながみんな、時代や自分の年齢・季節によって、思いいれたっぷりの文章が書けるのだ。
BGMとしても秀逸だが、その本質はポップミュージックの批評的な魅力が満載ということ。
ネット時代だからこその新しい発見もある。そのたんびに舌を巻く。
しかもそれは全て確信犯というより、思いつきや衝動だったりするところが面白い。
安いパンクロックの数倍ビートルズは青臭くてフレッシュで性急だったわけ。
高杉晋作の
おもしろきなき世をおもしろく
みたいな姿勢で音楽と戯れていた。
いつだって世界を変えるのは若者の怒りとNOという叫びだ。
一生反対。
全部反対。
大竹まことの座右の銘だ。
とりあえずこれ読んで、ちょっとずつでいいからアルバムを揃えなさいよ!
ヤングアンガーたち!