イェンセンとゆく福岡田舎暮らしの土地探し Vol.1 | 旧DMX Blog

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デンマーク式、コロニヘーブ


コロニヘーブとは、都会に住む人が、週末やバケーションに

楽しむために、郊外に小屋と畑を作るもの。


今回は、福岡の都会に住む人たちが、そんなことが

できないかと、イェンセン氏と一緒に土地探しに

出かけました。


リラックスライフを送るための土地なので、都会からの

アクセス、空気のキレイさ、そこから見える景色など、

ベストな環境を選びたい。


いくつかの候補の中から、2つの町にお邪魔しました。



この日は津屋崎へ。


天神を出発し、東区を超え、新宮へ。さらに福間を超えた先に

たどり着くのが、津屋崎という町。


まずはその中でも、古民家の残る津屋崎千軒というエリアに。





築100年を超える重鎮が並ぶ街並み。


ポツリと古民家があるよりも、連なっている分迫力が違う。


こんな味わいの民家が普通に残っているのだから

うらやましい。




電話一番。


その昔、電話が町の主要な家にしかなかった頃、

この家は電話番号が「一番」だったようだ。


一人1台以上ケータイを持つのが当たり前になった

現代では考えられない。


電波に縛られて生きるようになったのはいつからだろうか。


たまにはケータイをほったらかして、出かけたくなる。


昔の人からしたら、贅沢な悩みだろうけど。




そんな築100年を超える古民家の街並みが、

最近どんどんと壊されていっているらしい。


たしかに、古くなれば家もいろんな場所が壊れてくるから

新しい家に建て替えたくなるのだろう。


しかし、せっかくのこの街並みが、○○ホームのサイディングの

ダサイ家に変わっていくのは、悲しい気がする。




「梁」


という漢字がなんとなく理解できる気になる、


これが梁ってやつか、と。


日本の家は30年で寿命を迎えるというが、

こんなに立派な状態で100年以上もっている

家を見ると、建築業界に仕組まれているだけの

気がしてならない。