アカデミックな印象を受けるタイトルを付けちゃいました(笑)。エッ!なに?と・・・それにしても写真と繋がらないなぁと。ギャップを感じて頂けたら、ムフフ・・・です。
販促を考える時に、必ずターゲットを中心のストーリーを組み立てます。ここ最近では、「カスタマー・ジャーニー・マップ」が幅を効かせています。ターゲットが取るであろう行動を細かく分析して、媒体戦略やタイミングなどなどを設計していくものです。
難しく考えなくとも、「道を歩いている人が店に入って来る」「入ってキョロキョロしながら通路を歩く」「商品の前で立ち止まる」「商品を手にする」「パッケージを見る」・・・・と道を歩いている人がお客様になるまで、どういう行動をとっているかを細分化します。その一つ一つの行動に「何故?」という課題が見えてくるはずです。それを解決すれば、商品は売れます(言い切るところが、大胆ですね。保証はしません)
例えば、売りたい商品の前の通路に大きく「ここで、立ち止まって下さい」と書いた紙を置いておく。
すると、不思議ですねぇ、立ち止まる方が多いのです。そうなると次の行動を予測したPOPが目に入るように工夫して、売りたい商品を手に取ってもらうように誘導する。
だからと言ってお店中に「立ち止まって」とPOPを置いては効果が出ないですよ。でも、すごろくのような通路にするのは「あり」かもですね。「1回休み」?とか「セール品の○○を買う」とか。
道を歩いている人(潜在顧客)をお店に誘導して見込み客にする、ことが最初の行動になります。その時に活用されているのが、よく目にする「黒板POP」です(ようやく写真と繋がりました)。
黒板POPの書き方のポイントは、ご存知の方が多いと思いますが、知らない方のために紹介します。
1、黒板の地色に合わせた目立つ色で書く。*黒だと、白→黄→オレンジ→赤の順で目立ちます。
2、文字は、限りなく不透明に近くします。*立体的に感じてもらえます。
3、絵を書く。*ヘタでいいです。逆に効果が上がるかも。
4、文字バランスを崩す。*大きかったり、小さく書いたりです。
5、写真・雑誌の切り抜きを活用する。
書き方のテクニックとして、「ランキング表示」「客に語り掛ける」「何?と思わせる」「とって欲しい行動」
などなどです。楽しみながら工夫していくと凄く効果的なPOPを発見することができると思いますよ。
このテーマは、奥が深いので機会があれば徒然に書いていきます。ちょいと人に興味を持って観察してみて、工夫することで死筋商品と思っていたのが売れ始めたり、新規のお客様が来店したりとセミナーなどで聞く成功事例と思い込んでいたことが、行動をおこすだけで手に入るのです。
失敗すれば、どこが悪かったのか考えればいいんです。それを繰り返せば成功は来ます。
春の陽気に浮かれながら、一緒に行動しませんか。