退職まであと3か月(予定) | MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

ベビ待ち10年。
2015年11月12回目の移植で人生初の妊娠、不妊クリニック卒業後9W流産。
赤ちゃんは15トリソミーの男の子でした。

今日から正月休みです。

 

もしかしたら、昨日で私は退職していたかもしれない日でした。

 

2年前に夫が名古屋へ転勤し、定年まで帰ってきそうにないので、私が名古屋へ行くことになりました。

 

不妊治療が移植の環境が整わずに伸び伸びになっていたので、当初の退職予定日からどんどん伸ばして、一番有力なのが年末退職でした。

 

が、名古屋へ行って仕事のあてがあるわけでもないので、年度末まで働くことにしました。

 

私は今の職場が大好きで、働き始めてすでに20年を経過。

 

看護学校時代の担任の先生、同級生、先輩、後輩と働くのは、まるで家族と働いているような感覚で、私の新人時代から今までを知っている人も多く、私が糖尿病看護の専門家になっていくのを見守ってくれた人がいっぱい。

 

私は、今、できなくなってしまった看護技術も多くて、他の部署に手伝いに行ったら、もう、右も左もわからない状態で、できなくなってしまったこともあったりして、でも、みんなが助けてくれるのです。

 

ほんとうに、居心地のいい職場です。

 

職場では、10数年前に当時いた先生と一緒に糖尿病センターを立ち上げました。

 

センターのレイアウトから、物品をそろえること、どんなふうに療養指導やフットケアをしていくのか等すべてやらせてもらえました。こんな風にしたいが実現できる職場でした。

もちろん、思うようにいかない所、先生と衝突したり、スタッフと衝突したり、色々ありましたが、それでも、私の理想の看護を作り上げさせてくれる場所でした。

 

私と一緒に糖尿病看護をかんばってくれる仲間。

 

こんな私を頼ってきてくれる仲間や患者さん。


私の生きがいでした。

 

こんな大切な、みんなを置いて、すべてを手放して、名古屋へ行くのかと思うととても寂しいです。

 

そう思って、毎日、仕事をしているので、今まで以上に、今の病院の良さ、スタッフの良さ、居心地の良さを感じて、年末のこの雰囲気ももうここで味わうことはないのだなと感慨深いです。


入社した時は、定年までこの病院で働くのだと思っていたので。。

子どもができないことも想像していませんでしたし、ほんと、人生、先の事はわかりませんね。

 

あと3か月。

楽しく仕事させてもらおうと思います。