心の力が医療を変える?! レポ Part.1 | MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

ベビ待ち10年。
2015年11月12回目の移植で人生初の妊娠、不妊クリニック卒業後9W流産。
赤ちゃんは15トリソミーの男の子でした。

日曜日に、ホリスティック医学協会の、シンポジウムを聞きに行ってきました。


演者の先生は5人。
●黒丸尊治先生(彦根市立病院緩和ケア科部長)
●川畑のぶこ先生(NPO法人サイモントン療法協会副理事長/サイモントン療法認定トレーナー)
●竹林直紀先生(ナチュラル心療内科クリニック院長)
●岸見一郎先生(哲学者)
●心屋仁之助先生(性格リフォーム心理カウンセラー)

私、黒丸先生以外は、全く知らなかったのですが、皆さん、かなりの有名人だったようです。

話は全部面白かったのですが、特に私にヒットしたものを書き残しますと、

●竹林先生「こころと体のセルフケア~薬に頼らない精神生理学的ストレスケアの実践~」

人には、自然治癒力があるので、それを高める治療をする。

「栄養」と、「行動」と、「思考」の3視点で、

◆「行動」

心と体のネットワークとして、「自律神経系」「内分泌系」「免疫系」の3つがトライアングルになっているが、「自律神経系」だけは、自分で調節が可能。

交感神経と副交感神経のバランスを整える。

ここで。1つのワークをしました。

両手の人差し指を前に出し、右、左、右、左と、交互に目で追います。

先生の掛け声に合わせて、右、左、右、左。。。。

終わったあと、先生が、「今、息してましたか?」と。

してなかった。。。

何かに集中していると、息を止めてしまうらしいのです。そして、ため息。で、酸素を取り戻す。

このとき、体は緊張状態になっていました。

意識をして呼吸をすることや、人間は、身体を動かすことで自律神経を整えているので、身体を動かすようにしましょうとのことです。

◆次に「思考」について。

もうひとつ、ニューヨークの街を車が駆け抜ける映像を見ました。

1回目は、車のブレーキ音や、クラクションといった、非常に騒々しく、見ていて恐怖感じました。

「みなさん、こんなところに、住みたいですか?」と。

2回目は、同じ映像を、バックミュージックをモーツアルトに変えて見ました。
躍動的な、生き生きとした世界に見えたんです!

こんな街に住んでみたいと思いました。

こんな風に、思考は、単なる自分の考え方に過ぎなくて、同じものでも、いかに自分が感じるか、で、ストレスを減らすことができるというのです。

あと、マインドフルネスという瞑想法について話してくれました。

「今、ここ」への意識の集中。という瞑想法で、先生のクリニックでは、受診したら、患者さんにタオルを畳んでもらうそうです。



不安な状態というのは、過去のことや、未来の事を考えている時に起きるそうです。

過去「~であればよかったのに」
未来「もし~なったらどうしよう」

不安

けれど、ふと、今、に集中すると、

今は何も起きていない。安全なところにいる。

と、こんな風です。

これを練習していると、前頭前野が鍛えられて、不安の時に働く扁桃体の働きを抑えることができるそうです。

◆「栄養」は、脳内の物質も食べるものでできているので、栄養を整える。足りないものはサプリメントで補うというような話をされていました。

今回の講演内容が、本になっているそうです。

薬に頼らない心療内科医の自律神経がよろこぶセルフヒーリング



長くなるので、続きはPart2へ。