中学か、高校ぐらいの子達が、病院に職場見学に来ていました。
病棟の看護師が色んな説明をしていて、最期に廊下で立ち話をしているのを聞いてしまいました。
学生「英語とか必要ですか?」
看護師「受験には必要やけど、働くのには別にいらんわなぁ。海外で働く看護師になるとかやったら別やけど。」
学生「英会話とかできなくても、大丈夫ですか?」
看護師「いらんいらん。そんなんはいらんわ」
学生の時、ちゃんと英語、勉強しといたらよかったなぁと後悔している私は、叫びそうになりましたよ。
看護師になってから、どういう道に進むかわからないし、専門性を極めたいと思ったら、英語力はないよりはある方が道が開ける。
情報量が変わる。
価値観が変わる。
生き方も変わるかもしれない。
その看護師さんには英語は必要ないのかもしれないけれど、職場見学に来ている学生さんには、必要かもしれない。。。のに!!!
ほんとね、看護師として、決まったことをしていくだけなら、英語なんて必要ないんですよね。
先生が書いてるカルテがちょっと読みやすいぐらいのもので、ほとんど日本語で書いてくれているので、働く上ではノープロブレム(←こういうのを英語で書いています。npとか。)です。
でも、新しいことを、知りたいとか、日本の看護がほんとうに正しいのか、もっといい方法があるんじゃないか。とか思い出した時、英語が必要になってくるんですよね。
論文が読めたり、海外の看護師さんと糖尿病の話ができたりなんかしたら。。。うれしいですね。
そして、そういう情報を元に、日本の看護のよさを再確認できたり、もっとよくできたりとか。
そういう欲が20代後半から出てきました。
時、既に遅し。。。。
10年前、学生の時の考えの甘かった自分を反省しながら、亀のノロさの記憶で英語の勉強を始めました。