我が家の不妊治療も終盤にさしかかり、私には、ひとつ、気になっていたことがありました。
それは、私の不妊治療の想い出の中の夫の存在が薄いこと。
スポーツでも、勝っても負けても、一緒に戦ったから、最後によくやった!と、絆が深まるんですよね。
不妊治療は、どちらかというと、女性が治療を受けることのほうが多くて、私が、治療のことを振り返っても、ひとりで勉強会に行き、ひとりで診察に行き、、、、
採卵の時の想い出には夫がいますが、他のとこにはいなかったんです。
私のこの想い出の中に夫を入れたい。
と、思いました。
そこで、11月には、Fine祭りへの参加をお願いしました。
「えー、ゆっくりしたいのに」
と、言いながらも、結局来てくれました。
ひとつ、いい想い出が増えました。
次は、病院の想い出に夫に入ってもらいたい。
今の大学病院の主治医の先生と夫が話をしたのは、3年半前の初診の時が最後です。
1か月ぐらい前に、先生に「夫と話をしてほしい」と伝えました。
そして、昨日。
いつもひとりで待っている待合室で、夫と2人で待つ。
不妊治療を振り返って、一番に思い出す場面は、待合室で、次が、診察だとドキドキしながらひとり、ぽつーんと待っている図。なんですよね。
その図に昨日、、夫が加わりました。
まずは、夫と先生、2人で話してもらいました。
私が、いると話しにくいこと、男同士だから話せることがあるのではないかとおもったからです。←こういう段取りには、ナースUsakoの思考が働いてしまいます。
その後、私が、合流し、来年を目処に頑張ろうと言う話をしました。
診察を終え、ドアを閉めるために振り返ると、いつもなら電子カルテを見ている先生が笑顔でこっちを見ていました。
私たち夫婦の幸せを思ってくれていたのでしょうか。