小児科へ(自分が)受診に行っていました。
大学病院の小児科は、色んな患者さんがいます。
呼吸器をつけたままの子。
鼻から食事を注入するための管を入れたままの赤ちゃん。
今から入院するという、車いすに乗った中学生ぐらいの子。
私が望んでいる子供が、みんな元気に生まれてくるわけではないんやなぁー。
子どもが苦しんでいる姿は、辛いなぁー。
と思っている所へ
「うぎゃーーーーー!!!やめて、やめて、イヤや、やめてって言ってるやろう!」
と、処置室から。
母親に抱かれて出てきた男の子は、その腕の中でも、まだ大暴れでした。
次に入った女の子も、男の子の様子を見てしまったせいか、
「ぎゃー!!痛い!!いやや、待って!」
と、大泣き。
出てきた女の子にお母さんが
「●●ちゃん、いけると思ったのに、あかんかったなぁ」
と言うと、女の子が、
「待ってと言うのに、刺したやんか!痛いー」
と泣き続ける。
子どもだと、処置もスムーズにいかなくて、大変やなぁ。大人だったら、ぐっと、こらえられるけど・・・・・
と思いかけて、自分の採卵の時の事を思い出しました。
麻酔なしの採卵5回目。左の卵巣を子宮越しに刺されるのがものすごく痛いと覚えてしまった私。
針刺される前から「痛い、痛い、痛いー!!怖いー!!!」と叫びまくって、過換気になり、
先生から
「まだ、刺してないよ」
と言われ、
採卵の途中で、あまりの痛みに意識遠のきかけて、
最後の1個刺す前に、
「待って、まだ、だめ! 待って!」
と、採卵を中断させ、
「もういい?」
と聞いてくれる先生に、
「まだ・・・・まだ・・・・まだ・・・・」
と、何分も待たせたのを思い出しました。
そして、先生が、
「やめようか?」
とか言うもんだから、
「いや!採って!」
とか。
体こそ、動かしませんが、まるで、子どもと一緒やないですか!!!
この子達にとっては、採血は、私の採卵と同じ恐怖なんやわ!
怖いわ!!!
けどね、私、子供の頃、注射怖がらなかったらしいですよ。(母親談)
変態ですね。
そんな私でも、もう、複数個の採卵を無麻酔ですることは考えられません。
(右の卵巣から3個ぐらいまでなら大丈夫)