D13 空胞・・・・・ | MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

ベビ待ち10年。
2015年11月12回目の移植で人生初の妊娠、不妊クリニック卒業後9W流産。
赤ちゃんは15トリソミーの男の子でした。

朝から採卵に行きました。


排卵してないかな。という気持ちと、もしかしたら、後の小さいのが大きくなっているかもしれない。という期待と。


結局、3日前に17mmだった右の卵胞が、18mmぐらいになって残ってました。


急いで凝固因子を補充。

急ぎすぎて、バイアルから注射器に吸う時に接続がはずれ、5mlほどぶちまけてしまった。。。。

5mlで1万円ぐらいするのに!!!!


コンファクトF500単位を4本。

シリンジポンプを借りて、、、、タイマーで5分に合わせ、20ml/本を5分で入れる事に。

ちょくちょく早送りして、きれいに20分で入れた。


けれど、準備も合わせると、やはり30分かかってしまう・・・。


私「これ、看護師でなかったら、どうするんでしょうね」

Ns「自費になって、私らがするんやろな」

と、向こうの看護師さんと話しながら、着々と準備をすすめ・・・・・


いざ、採卵へ。


やはり、洗浄は痛かったけれど、穿刺はそれほど痛くはなかった。

痛いというより、気持ち悪い感じ。

ツボに針刺されたみたいな???


とりあえず、10mm以下の卵胞は残して、1個だけ採卵。


前は、採卵後すぐに、培養士さんが「1つありまーす!」と言いに来てくれたのに。。。。今日は。。。。来てくれない。


リカバリールームに移動しても、言いに来てくれない。

「もしかして、なかったんですか?」

と聞いてみるが、

「今、探してくれてるから」

と看護師さん。


10分ぐらい待ったら、先生が来た。


「うさこさん、残念だけど、今回はなかったわ」


「ない?ないんですか?うそ・・・」


「はい、これ。採れなかったの印」
MoMoUsakoのブログ
→こんなもん、いらんわい・・・


「卵胞の中に卵子があるのは、60%やからね。もう少し、卵が採れるといいね。」


返事もできず・・・・・


「また、生理がきたら、次の刺激の方法を考えましょう。一回に3~4個はほしいよね。」


頭の整理ができず、、、うなづくしかできない・・・


痛い思いして、ここまできて、凝固因子も何十万のやつ使ったのになぁ・・・・

ゼロなんてなぁ・・・・・


と、ぼーっとしていると、


先生が、私の手を握り、「ショックやろうけど、来月、頑張りましょう」と。

温かい手だなぁ・・・・

ふと我に返る。


月曜日は、この先生、外来で、他の先生が採卵なんやけど、私の時は、このベテラン先生がやってくれる。

ほんとにありがたい。


2時間、休憩して帰宅。


看護師さんが「なんと声をかけていいのかわからんわ」と。


私も、なんと声をかけられたらいいのか、わからんわ。。。。


採卵の痛みと、疲れが、前回は卵ちゃんがいた喜びでかき消されていたが、今回は、ますますしんどく感じた。


来月、先生がいい方法を考えてくれるはず。


おかちゃん、空胞にせんとってくださいって、私、言うの忘れてたな。

おかちゃん、今度は、空胞にせんとってね。



=本日のお会計=

処置代 53214円


薬代(抗生剤) 1240円