40代からのダイエットと健康〜糖尿病外来より -2ページ目

40代からのダイエットと健康〜糖尿病外来より

40代に入って太り始めてしまいました。生活習慣病は、もはや人ごとではありません。これからも健康でいるための取り組みを綴ります。

先日テレビのダイエット番組を観ました。

 

ダイエット期間は1ヶ月。

 

8人グループで、グループ合計100kg減量を目指していくというもの。

 

一人当たり、10kg以上の減量が必要な計算になります。

 

 

 

 

 

みなさん、圧巻のビックサイズでいらっしゃいましたけど

 

それでも1ヶ月で10kg以上の減量って

 

並大抵の努力では達成できないのは、簡単に想像できます。

 

 

 

 

実際に、アスリート並みのハードトレーニングに取り組まれていました。

 

努力した甲斐あって、見事8人で100kgの減量に成功して結果オーライなのですが・・・。

 

 

 

 

 

8人とも皆さん、傍目から見たらビックサイズであることには変わりはなくて。

 

本気で痩せたいなら、ダイエットは終わりじゃない。

 

始まったばかりだな、なんて思いました。

 

 

 

 

だけど、ゲームが終わった感のような空気が漂ってたので

 

ご褒美と称して、好きな物をお腹いっぱい食べてそうだな、なんて思っちゃいました。

 

 

 

 

 

終わった日くらい、たくさん食べるご褒美があってもいいかもしれませんが

 

次の日からストイックに頑張り続けられるか?というと疑問です。

 

 

 

 

おそらく、プレッシャーから解放されて、疲れすぎてグッタリしていることでしょう。

 

小休止のつもりが休憩が長くなって、結果そのまま前の生活に逆戻り、そんな危険がはらんでいるようにも思いました。

 

 

 

小休止が必要なダイエットよりも、ほんの少しでもいいから毎日続けられるメニューの方が、長い目で見たら、よっぽど効果的。

 

 

 

リバウンドを繰り返している人をみていると、短時間ですごい結果を残そうとしている人が多いなという印象です。

 

 

 

 

どうしてそれを目指すのでしょうか?

 

若い頃だったらビキニを着たいとかあるかもしれないけど、40代はちょっと違う。

 

 

 

 

おそらく、ダイエット広告の影響なのでしょう。

 

雑誌、スポーツジム、エステの広告では、短期間で派手に結果が出ている方が人目をひきます。

 

どうせお金を出すなら、効果がある方がいいと思う人の心を利用しているんです。

 

広告に出ている人たちは、かなり頑張ってるはず。

 

そこを基準にすると、辛いかもしれませんね。

 

 

 

 

40代からは、健康のための太らない生活習慣です。

 

短期間で結果を出すために、ハードなダイエットを挫折するくらいなら

 

ゆるく長く、少しずつレベルアップした方が

 

ストレスなく健康的になれる。

 

私はそう思って、お腹に縦の筋ができる日を夢見て、ゆるく取り組んでます。

 

 

「太ってるってだけで大変だなー」と思った病棟でのエピソード。

 

整形外科の病棟にいた頃のお話です。

 

 

 

 

ぽっちゃりの域を超えたビックな患者さんは、膝や腰をやられやすい傾向にありました。

 

 

入院理由は、安静目的や手術目的だったりするのですがね、看護がとっても大変でした。

 

 

 

患者さんは痛みのために自力で動けず、体の向きを変えるのでさえも難しい状況ということがほとんどです。

 

 

 だからといってそのままにして、ずっと同じ位置が下敷きになっていると、床ずれを起こすリスクが生じます。

 

 

なぜそうなるのかというと、圧迫されているところの血流が悪くなってしまうからなんです。

 

 

このような床ずれを作らない対策として、2時間おきに体の向きを変える必要があります。

 

 

患者さんが自力で体の向きを変えられるのが一番いいのですが、難しい場合は医療スタッフがサポートします。

 

 

 

細身の患者さんだったら、スタッフ1名で体の向きを変えることができますが、太っちょ患者さんはそうはいきません。

 

 

 

業務が忙しくて、一人でチャレンジしようとしたことがありますが、無理でした。

 

 

 

び、びくともしないんです。

 

 

 

スタッフが無理に頑張ったら、患者さんの安全面でも危ないし、こちら側の腰がやられる危険を感じました。

 

 

 

ただでさえ病棟業務は忙しいのに、腰をやられて仕事ができなくなったら、それこそ他のスタッフに迷惑をかけてしまいます。

 

 

 

人手不足になったら、巡り巡って患者さんにも不利益が生じることでしょう。

十分なケアが行き届きにくいからです。

 

 

ということで、お互いの安全のために、太っちょ患者さんの体を向きを変えるのには、最低でもスタッフ2人、ビックな方に対してはスタッフ3~4人かかりになります。

 

 

 

体を拭いたり、シモの世話なんかも、同様です。

 

 

 

となると、スタッフ2~4人の手が同時にあいた瞬間でないと、太っちょ患者さんのところへは行けません。

 

 

 

患者さんからすると、スタッフが揃うまで、待たなければいけないということになります。

 

 

ことによっては、すぐに対応してもらえないし、後回しにされがちなんですよね。

 

 

ただでさえ具合悪いのに、後回しにされるなんて患者さんもさぞ切ない思いをしているだろうな、と思って見てました。

 

 

ホント、太ってると最期の時を迎えるその瞬間まで、不自由で大変なんですよ。

 

 

そういう例をたくさん見てきたので、自分のためにも、お世話してくれる人のためにも、メタボにはなりたくないんですよね。

 

若い頃は、どんなに不摂生をしていても、暴飲暴食をしていても、スリム体型でした。

 

だから、苦しいダイエットってしたことない。

 

ほんのちょっと甘いもの控えて、軽く筋トレすれば、元に戻ってました。

 

中年太りなんて、関係ないって思ってたわ。

 

 

 

 

 

でも、例外はなかったみたい。

 

私にも「中年太り」の魔の手が伸びてきました。

 

ほんのちょっと甘いものを控えて、軽い筋トレするレベルじゃ、元に戻らない。

 

20代をピークに徐々に代謝が落ちるって、こういうことなのねー。

 

もう、認めるしかない。

 

 

 

 

 

本格的なメタボになる前に、今までのライフスタイルを見直すことにしました。

 

糖尿病外来でメタボの末路をこの目で見てるので、やっぱりああはなりたくないって思う。

 

 

 

 

 

糖尿病の患者さんで傷に気づかず放置し、潰瘍化してる症例はかなりグロい。

 

見慣れてたって「おわっ!」ってなるよ。

 

仕事なんで、平常を装っているけど。

 

でも患者さんは「痛くないですー」と言うんだよね。

 

マジか?

 

糖尿病の合併症である、神経障害はほんと怖い。

 

 

 

 

 

糖尿病にはなりたくないです。

(どんな病気も嫌だけど)

 

私の祖母は糖尿病でした。

 

糖尿病の原因の一つに、遺伝的要素もあります。

 

だから、私がメタボ化したら糖尿病になるリスクは割と高めです。

 

 

 

 

病気になりたくないから、太りたくありません。

 

 

 

 

 

ダイエットが成功したときの自分の姿。

 

正直私は、ビジュアルでは、モチベーションは上がらない。

 

スリム体型で、好きな洋服をカッコよく着こなす・・・だから?ってかんじ。

 

ビジュアルが良ければ幸せになれる。

 

そんなの幻想だってこと、私は知っている。

 

 

 

 

 

見たくれが良ければ、自信がつく?

 

これはほんのちょっとあるけど、「自分への自信のなさ」への根本的な解決にはなりません。

 

見た目で散々羨ましがられたけど、私はいつも自分に自信がなかったから。

 

 

 

 

 

行き着くところは、やっぱり内面ですな。

 

 

 

 

 

そんなこんなで、ダイエットして手に入れたいものは、見たくれを良くすることへの優先順位は低いです。

 

 

 

 

それよりも、疲れにくいカラダを手に入れたい。

 

太ったことで、いろんなことが億劫になってきているから。

 

 

 

それから、身軽さを感じていたい。

 

太ったことで、カラダの重さを感じてます。

 

 

 

スッキリした思考でいたい。

 

太ったせいなのか?歳のせいなのか?考えがスッキリまとまらない。

 

 

 

何歳になっても、行きたいところへ行けるバイタリティー溢れた自分でいることが、私ゆんのダイエットの目的です。