阪神は13日の横浜戦を1対1で引き分けました。
阪神は0対1で迎えた9回表の二死走者なしから6番ショートで今季初スタメンの高寺が横浜抑えの入江から同点ソロを放ち、敗色濃厚だった試合を延長12回の末に引き分けに持ち込みました。
この日のスタメンは高寺が6番ショート、中川が8番左翼の思い切った布陣で、小幡の登録抹消で木浪が守ると思われたショートに高寺を抜擢した藤川監督の起用が当たりました。
高寺の本職はショートではないので小幡が復帰したら外野に回ると思いますが、前川が調子を落としているので俊足強肩でもある高寺は左翼にフィットしそうです。
中川は小柄ながらもフルスイングが魅力の右のスラッガー候補ですが、2打数無安打で迎えた7回表の一死満塁のチャンスで渡邉諒を代打に出されるなど結果が出なかったのは残念です。
阪神先発の才木は7回1失点と粘りましたが、四球絡みで満塁にしては抑えるピンチの連続で1失点で済んだのは、本調子ではない横浜打線に救われたからかもしれません。