阪神は中日に10日は2対0で村上が2試合連続の完封で6勝目、11日は1対0で新人の伊原が5.2回無失点で2勝目を挙げました。
阪神は中日に前回対戦で3タテを喰らいましたが、今回は中日先発の高橋宏と松葉に苦戦しながら投手陣の奮闘でリベンジに成功しました。
10日は村上が98球で完封するマダックスが話題になりましたが、1回表は一死二塁から中日上林にライト前ヒットを打たれましたが、右翼森下が好返球で走者岡林を本塁で刺すビッグプレーがなければ試合はどう転んでいたか分かりません。
この日のNHKのテレビ中継の解説は岡田顧問と与田剛氏で、岡田顧問が監督目線で両監督の采配に苦言を呈するスーパー解説も興味深かったです。
11日は阪神が1対0で迎えた6回の二死一塁三塁から伊原を諦めて継投策に入りましたが、2番手湯浅が火消しをしてから7回以降は及川、一軍復帰の石井、そして岩崎と繋いでの薄氷の完封リレーでした。
湯浅が勝敗の絡む場面でも使われ始めましたが、直球のスピードは148〜150キロが出ていても以前の空振りを取れる威力はなく、逆球になろうが逃げずに粘り強く投げるメンタルの強さが6試合連続無失点に繋がっています。
岡留と漆原が登録抹消、現在一軍の石黒も接戦で使うには怖さがあるので、湯浅の出番はこれからも増えそうです。