阪神は30日の中日戦を4対5で負けて3連敗しました。
4対2で迎えた6回裏に阪神先発の門別が二死走者なしから2四死球で降板、2番手岡留も四球で満塁、3番手島本が2点タイムリーを浴びて4対4の同点にされる魔の回になりました。
門別が6回に崩れて勝ち投手の権利を失うパターンは見慣れてきましたが、同じ若手左腕でも富田は先手を打って早めに交代させられたり、門別は引き延ばして自滅させられたりと藤川監督の期待の現れの格差が激しいです。
門別に次期エースの期待をかけるのはいいとして、敗戦に直結してばかりではチームがおかしくなります。
リリーフで最も頼りになる及川に回跨ぎをさせたり、桐敷も投入するなど、石井が体調不良で登録抹消されて手薄になったリリーフ陣を消耗した挙句に負ける最悪な試合になりました。
プラス材料は今季2試合目の登板になった湯浅が10回裏を無失点に抑えて一軍に馴染んできた事で、この試合なら6回裏のような勝負所でも使えるようになるかもしれません。
11回裏は7番手ビーズリーが打たれてのサヨナラ負けでしたが、ビーズリーは26日の二軍の中日戦でも5回6失点の乱調だったので、無理やり一軍に上げてもこうなるよな…な結末でした。