阪神は12日の西武とのオープン戦に3対2で勝ちました。
打線は打っても打たなくても開幕スタメンは変わらないので深く考える必要はなく、1番中堅に入った島田が2点タイムリーを放って健在ぶりをアピールしましたが、打撃好調の原口と同様に島田の控えも確定だったりします。
打撃は一軍クラスに近い高寺も二塁、三塁、左翼で試され続けてはいますが、二塁の中野、三塁の佐藤輝、左翼の前川は決定的で開幕したら代打で出番があるかどうか…なのも残念です。
やりくりが可能な投手陣は新外国人デュプランディエが3回を1安打無失点で開幕ローテーション入りに望みを繋げて、ゲラも1回をパーフェクトに抑えて昨年同様の安定感を示しましたが、もう1人の新外国人ネルソンが1回を3安打2失点と崩れました。
これまでネルソンは四球で自滅が集中打を浴びるかで不安定なままですが、二軍では復活を期す湯浅が最速149キロを出して粘投しているので、ネルソンが不甲斐ないままなら湯浅の一軍復帰も早まるかもしれません。
及川は3回を1安打無失点、3奪三振の出来でしたが、及川は先発争いに参加しているようで実はそうではない(評価的に門別、富田、伊原らの次)なら、二軍で先発調整させずに岩貞、島本に代わる中継ぎ左腕に抜擢してほしいです。