阪神の石黒は秋季キャンプで取り組んだフォークを絶賛されていましたが、紅白戦では2回1失点と実戦では冴えないままでした。
今季の石黒は二軍では40試合36回を投げて防御率3.50、4勝4敗10セーブでしたが、一軍では3試合に登板したのみでした。
一軍での登板もスピードは146〜148キロが出ていても打者は速いと感じていない様子で、制球も高めに浮いたりと二軍の投手という印象でした。
直球が課題の石黒が秋季キャンプでフォークを磨いても通用するのか…と思っていましたが、二軍野手が主体の紅白戦では案の定の結果でした。
それでも同じ新人の椎葉と津田は二軍戦でも苦戦していたので、リリーフでそれなりに投げてみせた石黒は投手として形になっていたのかなと思います。
近年ではプロ入り後のトレーニングでスピードがアップする投手はよく出てくるので、来季の石黒は直球をどれだけ磨いていけるか…だと思います。