先々週と今週のBUNGO。
石浜のこれまでの全球種を操る最終形態を前に流山シニアは王者から挑戦者に立場を変えますが、家長は王者の重圧から解放されて挑戦者として野球を楽しむ健やかな笑みを浮かべます。
野球を楽しめない野田はそんな家長に苛立ちますが、野田は野田で対戦相手を粉砕してその努力を踏み躙る事が野球の楽しみ方だと再認識します。
家長は野田に対してこの試合で初めてストライクゾーンに最高の直球を投じますが、野田は振り遅れていたスイングを自らの限界を越えて加速させて家長の直球にアジャストします。
野田はフルスイング後の手応えの無さに読みが外れて空振り三振したと察して捕手のミットを凝視しますが、捕手の鴨川は「なに見てんだよ」と不機嫌に言い放ちます。
ボールはミットに収まっておらずスタンドインしていて次回に続きます。
天才野田の卑下劇場は鹿島からの連続ホームラン編が相手バッテリーに失礼すぎて最高に面白かったのですが、今回のホームランは策士の家長が力と力の勝負に応じたのを野田が打ち砕いた限界突破の見事な勝負でした。
これで石浜vs流山シニア打線、野田vs家長の勝負は決着しましたが、試合がどちらに転ぶかは別問題で石浜が降板したら流山シニアが逆転勝ちしてしまうでしょう。
そうなると2番手で投げる予定の鮎川が流山シニアを抑えられなかったオチがつくので、必要以上に責任を感じてしまう鮎川のメンタルが心配です。