聖闘士星矢ND、沙織や星矢は記憶を消されて戦いから解放の衝撃ラスト | dmitri2011さんのブログ

dmitri2011さんのブログ

ブログの説明を入力します。

聖闘士星矢ND、最終回。


アルテミスの下したアテナ1000年幽閉、青銅聖闘士100年幽閉の裁定に対して、アポロンはアテナを3000年卑女に堕として聖闘士は皆殺しにして聖域を消滅させる裁定を下します。


しかしアポロンの裁定も非情に見えて温情が込められており、天帝(ゼウス?)ならば地球ごと全ての人間を抹殺するだろうとアポロンはアルテミスに告げます。


審判の場に現れた星矢は自らの命と引き換えに沙織や青銅聖闘士の兄弟たちを見逃すようアポロンに嘆願しますが、アポロンは人間の命が何億あろうが神アテナの命とは釣り合わないと激怒して却下します。


遂に沙織は星矢たちを救う為に永遠の命を持つ神である事を捨てて、命に限りのある人間になる処罰を受けるとアポロンに申し出ます。


アポロンは沙織の申し出を受け入れ、神から人間になった沙織と星矢たちの記憶を消して、互いを知らない他人同士として地上に還します。


ギリシャで沙織が花売りの少年から花を買ってもその少年が瞬だと気付かず、また沙織はギリシャを旅する少年とすれ違ってもそれが星矢だと気付かず、しかし沙織は涙して物語は終わります。



GANTZに例えるなら「記憶を消されて解放」エンドになりましたが、沙織の覚悟にアルテミスやアポロンは納得しても天帝が地球ごと人間を滅ぼす決断をしたなら新たなる戦いが始まるでしょう。


そんな可能性を残しながら車田先生が聖闘士星矢の続編を描く事は無いでしょうし、描いたとしても現在70歳の車田先生は18年後には90歳近くになってしまいます。


車田先生の物語りを紡いでいく構成力は冴えに冴えて衰え知らずなので、無理を承知で聖闘士星矢の続編を読みたいと思ってしまいます。