今週のキン肉マン。
五大刻の狙いは、地球からマグネットパワーを強引に大量採掘して新たな時間超人の生命として分け与える事で、地球が本来持っているパワーの総量よりもそこに暮らす超人たちのパワーを上回らせて地球を崩壊に導く事でした。
バールベックのマグネットパワーを採掘したパピヨンマンがこの地の責任者となり、他の五大刻4人は新たなマグネットパワーの鉱脈を探しにこの地から去っていきます。
五大刻を追おうとしたマリキータマンはパピヨンマンが立ちはだかり、強烈な脳天同士の激突で頭頂部をザックリ割られて「エル・カイトやドミネーターとは確かに格が違う」とゼブラに言い残して事切れます。
事態を冷静に見ていたマリポーサは疲労困憊のゼブラを諌めるとケンダマンをザ・マンの下に帰還させて、唯一無傷のマリポーサはパピヨンマンに戦いを挑んで次回に続きます。
マリポーサの冷静かつ的確な言動には風格すら漂いますが実力があるかは別の話で、五大刻のパピヨンマンと戦って無事に済むのか非常に心配です。
マリポーサとパピヨンマンは共に蝶を冠する空中殺法の使い手だと思いますが、マリキータマンの脳天をザックリ割ったパピヨンマンに偽マッスルリベンジャーを仕掛けるのは自殺行為ですので、マリポーサの新技にも期待したいです。
ケンダマンが助けに来てくれたマリポーサに「ありがとう」とお礼するハートフルな場面もありましたが、マリポーサの「地球全体の危機に完璧超人も何も区別はない、私たちはただの同じ地球人だ」との返しは「アンタ、生まれも育ちも違うじゃん!」と地味に笑えました。