阪神の岡田監督は開幕ショートに木幡、伊藤将に代わる先発投手に秋山を指名しました。
阪神の木幡と木浪のショート争いはキャンプでは打撃の良かった木浪がオープン戦に入ると打てなくなり、結局は守りのミスはあっても肩と足のある木幡を育てる当初構想に戻った格好です。
岡田監督はショートは打撃よりも守備優先と明言していますが、木幡はオープン戦でバント失敗や牽制死などミスも目立っているので、同じ失敗を本番でも繰り返せばどうなるか分かりません。
伊藤将に代わる先発争いはキャンプから好投していた大卒3年目の村上ではなくベテランの秋山に決まりましたが、若手の西純や才木がオープン戦後半に入ると痛打を浴びる場面が目立ってきたので、秋山の丁寧な投球が岡田監督には好印象だったのかもしれません。
今年の村上は150キロを出すなど昨年までと比べて直球が良くなったので、先発入りは逃しても中継ぎとして開幕一軍入りしそうです。
WBCから戻ってきた中野は開幕スタメンで2番二塁を任されそうですし、湯浅も開幕から抑えとしてベンチ入りする可能性も出てきました。
大山と佐藤輝の4番5番は開幕してから覚醒してくれるのを待つしかありませんが、開幕時の二遊間に先発ローテーション、抑え投手は決まって戦う陣容は整ってきました。