かつて阪神に在籍していたロッテの高濱と石崎、西武の榎田、オリックスの金田、ヤクルトの歳内が戦力外通告を受けました。
FAの人的補償で移籍した高濱と金田、パ・リーグから乞われてトレードに出した榎田と石崎、阪神を戦力外から再起した歳内と他球団でプレーするに至った理由は様々ですが、彼らに共通しているのは故障で本来の力を発揮できなかった点です。
榎田は阪神入団1~2年目にセットアッパーで投げ過ぎて故障、歳内と金田も中継ぎで投げ過ぎて故障。
彼ら投手たちの故障は使う側の当時のコーチ陣に問題があったのだと思います。
高濱は腰や両脚など下半身を故障しやすい体質に泣かされました。
制球難の石崎もフォームを改造しては肩肘を痛めていた印象があります。
もし榎田をセットアッパーではなく先発で使っていたら、もし高濱が阪神で大型サードに育っていたら…と悔やんだのも約10年前の事になりました。
選手の入れ替わりが激しいプロ野球の厳しさと儚さを感じつつ、これからプレーする選手たちには故障だけは気を付けてほしいと思いました。