阪神は27~28日の対外試合で投手陣が順調な仕上がりをアピールしました。
27日の中日戦は青柳~藤浪~西純矢の先発候補が、28日のヤクルト戦はチェン~ガンケル~エドワーズの外国人が好投しました。
28日は外国人3投手が対外試合で初登板しましたが、コロナ禍での難しい調整を克服して各々のポジションで戦力になってくれそうです。
西純矢はコースを狙いすぎて失点した前回登板から、打者としっかり勝負する投球にシフトして2回無失点、スライダーやフォークが勝負球で使える所を見せました。
阪神首脳陣は高卒2年目の西純矢と井上を開幕一軍候補と見ているのか「?」でしたが、西純矢には開幕ローテ入りを狙ってほしいです。
新外国人チェンは最速143キロでも変化球主体の投球で2回1失点、ヤクルト山田にソロ本塁打は許しましたが持ち味を発揮しました。
チェンに求められるのは150キロのスピードや昨年の高橋みたいな奪三振ショーではないので、クオリティスタートを上回る6イニング以上2失点以下の投球を期待します。
岩貞の不調は心配ですが、代わりになる中継ぎ左腕はいないので本番直前まで試していくしかありません。