「人形の国」7巻。
帝国側はアジェイトの登場で正規人形の使い捨ても止まって、ジェイト、トオス、リナイ、アジェイト、タシツマが当面のレギュラーに固定されそうですね。
アジェイトの服の作り忘れがお約束になっていますが、自分の裸を見られているも同然なジェイトも諦めたのか無反応になってきました(苦笑)
帝国側はアジェイトとタシツマの登場で人間味が出てきましたが、カジワンの真地底教会は内部粛清の陰惨さが最悪ですね。
カジワンは発掘した聖遺物の巨大ロボで帝国に攻め込みますが、調子に乗って凹まされるのがカジワン流なので、どんなオチが来るのか8巻が楽しみです。
主人公側のエスローたちも魔少年ワサブが加わり、ケーシャとワサブがエスローを取り合う謎展開になりました。
ケーシャも王女のプライドでエスローに厳しく当たっていた時期もありましたが、エスロー復活に尽力してきたケーシャがエスローに近付けないのはもどかしいですね。
渦巻く人間模様(人形模様?)がどうなっていくのか、打倒皇帝よりも面白くなりそうです。