水島新司さん、12月1日に漫画家引退を発表 | dmitri2011さんのブログ

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水島新司さんが12月1日に漫画家引退を発表しました。

自身のキャラをスーパーマン化させて実在のプロ野球選手を凌駕させる作風になってから水島作品とは疎遠になりましたが、いざ引退となると寂しいです。

水島作品には予言書のような一面もあり、「光の小次郎」の伊達と新田は後の近鉄バファローズに起きる阿波野秀幸と野茂英雄の両雄並び立たずのエース交代、「虹をかける男」の七夕は大谷翔平の二刀流を暗示するような内容でした。

日本人のトップ選手が次々とメジャーに移籍していく現状に、日本プロ野球を舞台にロマンを描くモチベーションが下がってしまったのかな…とも思いました。

個人的には「ドカベン」で明訓高校が弁慶高校に敗れた後の甲子園大会がどうなったのか、坂田の通天閣高校と賀間の甲府学院が決勝で戦うまでの「過程」を描いてほしかったです。

影丸とフォアマンのクリーンハイスクール、中の江川学院、木下と国定の赤城山高校はどの高校に敗れたのか。

武蔵坊を欠く弁慶高校が通天閣高校に大量失点して負けた試合はラジオ中継の「文字だけ」だったので、エース義経の孤軍奮闘も見たかったですね。

漫画家引退の撤回はいつでも出来ますので、また漫画を通して野球界に物申してほしいです。