阪神は広島相手に22日に3対3、23日に2対4で1敗1引き分け。
22日は1点リードの9回裏に守備の乱れからスアレスが失点して逃げ切りに失敗、23日は2点リードの6回表に先発の藤浪が逆転満塁ホームランを浴びての惜敗でした。
22日は打撃好調の糸原が試合中に右手を骨折、23日は木浪を二塁に回して北條がショートの緊急シフトでしたが、2人ともチャンスで代打を送られる頼りなさ。
マルテ、ボーア、糸原とレギュラー野手の故障が続きますが、正二塁手の離脱は痛すぎます。
23日に先発した藤浪は5回までは無失点、6回は二死満塁からビエラに本塁打を打たれましたが、課題の抜け球はなく投手として形になっていました。
6.0回を投げて6四球も制球はプレーの範囲内で、矢野監督も次の先発を明言しているので2年ぶりの勝利も近いと思います。
藤浪と同日に一軍登録された藤川も23日に1イニングを投げて無失点も、完全なボール球かコースにいい球が決まるかの2way投球で、何試合か中継ぎでテストしないと抑えが務まるか分かりません。
スアレスも8回から9回に配置転換してから苦心の投球をしていますが、いきなり藤川を抑えに戻すのは時期尚早に思えます。