阪神は20日の巨人戦に1対11で敗れましたが、7回に中継ぎが崩れて8失点するまでは1対3と試合になっていました。
阪神先発の岩貞は6回3失点で負け投手になりましたが、投球内容が昨年と比べて格段に良くなっていました。
岩貞は昨年と比べて威力の増した直球をしっかり制球できていて、左の本格派に化けたかのようでした。
右足の使い方を変えたというフォーム改造がこのまま上手くいけば、今季の岩貞は期待できそうです。
7回表は小川と谷川で8失点しましたが、小川は150キロ超の直球で吉川と丸から三振を奪うなど素材の良さを見せました。
打線は対左腕で5~8番を全取っ替えしましたが、活躍したのは岩貞を好リードしてソロ本塁打を放った原口のみ。
右打者の大山、上本、北條はアピールに失敗しましたが、5番左翼の大山は福留との併用になるのでスタメン頻度をどうするか悩ましいですね。
4番のボーアはこの日もノーヒット、対左で打てないと分かっていながら7回表の二死満塁で代打を出せない縛り現象も起きました。
明日の巨人先発は右投手のサンチェスなので、阪神唯一のホームラン打者・ボーアの来日初安打に期待したいです。