ようやく政府は7日に緊急事態宣言をしましたが、既に水面下で新型コロナウィルスが感染爆発しているので後の祭りです。
1ヶ月前は一時的に街が閑散として人々の警戒感の強まりを感じさせましたが、3月第一週から不要不急な人の流れが復活してしまいました。
ワイドショーでもお花見特集や「今は熱海が熱い!」なるコーナーを平気でやる始末で、マスコミも人々を扇動してきました。
新型コロナウィルスで死者が出るのは今や欧米の話で、日本には蔓延しないとの無責任な風潮が生み出されてきました。
それも政府が景気後退を気にするあまり、気を引き締めるべき時に対岸の火事かのような真逆の対応をしてきたのが元凶だと思います。
緊急事態宣言を出す直前までの「ギリギリの所で踏み留まっている」なる見解は何だったのか。
新型コロナウィルスへの警戒感を故意に緩ませた失政で、少なくとも今年の日本は終わってしまいました。