阪神のドラフト2位指名の井上が目標のホームラン数を40本から60本に上方修正しました。
矢野監督からの「40本が目標では40本は打てない」で最終目標を1.5倍にさせられてしまいました。
外国人打者でも到達困難な目標設定には、青柳の20勝宣言に近い悪ノリを感じますが、ホームラン打者を目指すバックボーンは揺らいでいません。
西武の中村、山川らホームランに特化した打者に井上がなれるなら万々歳ですが、どれだけコンスタントにホームランを打てるかはプロな混ぜてみないと分かりません。
阪神なら糸井は桁違いの飛距離を誇りますが、打率3割をクリアしてもホームランの出る確率は10本前後だったりのケースもあります。
マルテも飛距離はありますが、球場の大小に関わらずシーズン15本前後に落ち着く宿命を持っているようです。
果たして井上はホームランを高い確率で打つタイプか否か、打者が大成するかはギャンブル的な要素もあるので不安もありますが楽しみでもあります。
投手陣には山本昌臨時コーチが光を与えていますが、打撃陣にもホームラン打法を授ける指導者が欲しいですね。