阪神は18日のヤクルト戦に3対2で勝ちました。
近本が3安打で長嶋茂雄氏に並ぶセ・リーグ新人最多タイの153安打、そしてリーグ単独トップとなる34個目の盗塁を決めました。
近本は長嶋茂雄氏の記録を更新しましたが、2年前にも京田(中日)が149安打で肉薄しており、試合数の増加、1~2番打者の優位性もあったりして、偉業なれどいつか誰かが破る記録だったように思えます。
この試合で効果的だったのは34個目の盗塁で、1差を付けられたヤクルト山田哲が9回表に盗塁死して、無死一塁三塁のピンチを招いた藤川の救援成功を密かにアシストしました。
阪神が1点リードで迎えた9回表に、抑えの藤川が無死一塁三塁にした時はダメかと思いましたが、山田哲の盗塁死から山崎、バレンティンを打ち取って何とか逃げ切りました。
打線は11安打で3得点の拙攻、先発の青柳は6回に崩れて逆転を許したりと苦しい試合でしたが、近本の記録だけに終わらせない試合になって良かったです。