アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第2期を一気見。
知人からバッドエンドだと聞かされていたので、録画してから3年も寝かせていました(汗)
主要メンバーは大半を喪ってしまいますが、想像よりは救いのあるラストではありました。
第1期から続いた鉄花団の成り上がりストーリーが暗転して犯罪者になり下がり、追い詰められて手詰まりになっていく様子は胸が痛みます。
新撰組や真田幸村といった破滅に突き進む者たちを描いた大河ドラマを観ているような、そんな辛さがありました。
主人公の三日月がモビルアーマーを倒した代償に右半身が動かなくなるとか、痛々しさもハンパ無いですね。
個人的には、ガエリオがマクギリスを圧倒して、高慢なマクギリスに「俺がガエリオに負けるだと?」と言わしめる頂上決戦が見ものでした。
第1期で親友マクギリスの裏切りに遭ったガエリオが実は生きていて…はプラモコーナーに行けばバレバレ(汗)なのですが、彼がここまでの活躍をするとは思いませんでした。
人の話を聞かない主人公の代わりにガエリオがマクギリスの思想を否定してみせた訳ですが、ガエリオは「鉄血のオルフェンズ」をガンダムらしい体裁にしてくれた殊勲者だと思います。
ガエリオの愛機キマリス系ガンダムのデザインは、「Ζガンダム」のシロッコの乗機ジ・Oをガンダムタイプにしたかのようで好みでした。