阪神はメッセンジャーの今季絶望が明らかになった直後の横浜戦、11日は岩田が7回1失点の好投で8対1、12日は延長10回を福留の決勝ソロで制して2対1で連勝。
11日は岩田、12日は能見の両ベテラン左腕が先発で、メッセンジャーの抜けた今後を占う大事な試合でもありました。
岩田は二軍での鍛え直しで直球が良くなったようですね。
昨年までの警戒しすぎて四球を出す弱気な投球を脱したら、打線の援護も付くようになりました。
金本監督の「本来はパワーピッチャー」は言い過ぎな気はしますが、昨年未勝利のベテラン左腕が後半戦のキーマンになりそうです。
能見は勝利投手ならずも6回1失点で二軍落ちの危機を回避しました。
先発の頭数が不足しているので、能見は5回を投げてくれれば勝敗は不問、そんなところでしょう。
11日には一軍昇格したばかりのメンデスと石崎を救援で起用して8~9回を無難に無失点。
メンデスの安定感は前回昇格時に立証済でしたが、石崎に150キロ超のスピードが戻ったのは大きいですね。
彼らが疲弊しきった救援陣の助けになれるか注目です。