映画「メッセージ」 | dmitri2011さんのブログ

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映画「メッセージ」

世界12ヶ所に球体型宇宙船「殻」が飛来、宇宙人「七本足」とのコンタクトに言語学者ルイーズが駆り出され…のSFモノです。

声ではなく文字(記号?)で意思疏通をする彼らが発したメッセージ「武器を提供」で中国は激昂(苦笑)、ロシアも追随(苦笑)しても、アメリカはルイーズが懸命に再コンタクトを図り(苦笑)…のアメリカ人目線です。

蜘蛛の化物か怪物の手に見えた宇宙人には、実は上半身があって、丸みを帯びたモッサリしたシルエット(ゴリラ的な鳩?)は賢人を思わせます。

彼らの目的は今の人類を助けることで、3千年先の彼らの危機を人類に救ってもらおうというWin・Winなモノでした。

彼らには未来を予知する力があり、それを人類に分け与えて人類が滅亡する未来を回避させるのがミッションのようです。

彼らの言う「武器」とは殺戮兵器ではなく「言語」、未来を知った上で最悪の選択をさせないよう相手を説得するコミュニケーションを指していました。

「武器(人類滅亡を回避する未来予知の力)を提供」が正解ですね(苦笑)

敢えて12ヶ所に飛来した=人類に危機を及ぼす選択をする12ヶ国でしょうから、北海道に上陸された日本も心せねばなりません。

映画の冒頭でルイーズが幼い1人娘を病で亡くすシーンがありましたが、実は過去ではなく未来の出来事という「なにコレ?」な騙し(?)がありました。

宇宙人とコンタクトを取るルイーズより老けている様子もなく「そうだったんだ!」と唸らせる伏線も無かったような…?

宇宙人の異形さがリアル(?)で良かったですね。

平日16:10の部、推定観客数20人でした。