日ハムは26日のソフトバンク戦に敗れて10連敗、投打のエース大谷不在が響いて圧倒的最下位になってしまいました。
ケガの影響で大谷が打者に専念する時点で投手陣は怪しげでしたが、大谷と中田が抜けて打線もガタガタになってしまいました。
かつて原辰徳氏は監督時代に「巨人は阿倍のチーム」と口にしましたが、それに倣えば「日ハムは大谷だけのチーム」でしょうか…?
数年以内の大谷のメジャー挑戦は規定路線ですが、実行したらどうなるかのシミュレーションみたいな4月の戦いです。
エース候補の有原が勝てなかったり、中田の不振や中軸を打てないレアードなど脇を固める選手にも誤算がありました。
昨年オフに元主力の陽や吉川を巨人に放出してベテラン勢に余力もなく、見返りの選手も控えクラス(大田、公文)しか求めなかったのも痛いですね。
日ハムならではの聖域なき大型トレードも玉がないので動くに動けず、起死回生の新外国人獲得にカネをかける気は毛頭無いでしょう。
大谷の抜けた穴は大谷でしか補填できなさそうです。