映画「64ロクヨン~前編」 | dmitri2011さんのブログ

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映画「64ロクヨン~前編」

主人公の三上(佐藤浩市)は県警の広報官で、彼ら広報室(僅か4人)は記者クラブ(20人以上の地元記者)と犬猿の仲。

記者クラブのリーダー秋川(瑛太)の警察不信は筋金入りで、さすがの三上も取り付く島もありません。

更に三上は元いた刑事部にも疎まれていて、刑事部長の荒木田(奥田瑛二)にヨソ者扱いされて「戻れると思うな」と凄まれ四面楚歌。

三上の人柄を知る広報室の部下3人が唯一の理解者です。

職場では組織間の凄まじい軋轢に翻弄される三上ですが、家庭では一人娘が整形騒動を起こした挙げ句に家出して行方不明と散々。

佐藤浩市主演の「起終点駅 ターミナル」みたいに外に愛人でもいれば気が休まるのでしょうが、そんな女性も出てきません。

三上は苦悩の連続ですが、そんな彼を通して描かれる「個人の力では太刀打ち出来ない重い世界」が秀逸です。

同日中に後編も観ましたが、個人的な感想としては前編の方が面白かったです。

平日10:00の部、推定観客数10人でした。