映画「高台家の人々」
原作は未見ですが、丁寧に作り込んであるコミカルな予告に惹かれて観に行きました。
主人公・木絵(綾瀬はるか)の妄想でコスプレしまくる高台光正(斉藤工)と脇田課長(塚地武雅)が凝っていますね。
光正は本人7:コスプレ3ですが、脇田は本人1:コスプレ9…?(笑)
塚地武雅さんは脇田役と言うよりは「そうでゲスよ」の妖精役ですね。
木絵が奥義「環境ビデオ(笑)」を身に付けて、テレパスの光正に心を読ませない護心術を身に付けたのは笑いました。
確かに光正の「いつも心の中を見せろ」というのはゾッとするリクエストですし、光正の祖父みたいな「見られてOK」な二心ない清い人物は激レアです。
人の心を読めないと不安な光正と、普通の人・木絵との意識のギャップは丁寧に描かれていました。
木絵の「脱走」からドーバー海峡「泳覇」までの過程がリアルで見応えがあります。
ヒネクレ次男坊の片想いが成就するといいですね。
平日18:20の部、推定観客数20人でした。