今週のメジャーセカンド。
犠牲フライで1失点は覚悟の場面、右翼の大吾は寿也直伝の「強肩に見せる」技術で、2バウンドながらバックホームを成功させて三塁走者を見事に刺しました。
助走して捕球、その勢いと全体重を乗せた球を低い軌道で投げるのが、寿也が教えた技術でした。
捕手のアンディは2バウンドでも正確にストライクの返球をした大吾を「すごいな」と素直に認めます。
大吾が自信を持ってプレーする姿に母親は感涙してコーチ役の寿也に感謝しますが、寿也は教えたことを実践できる大吾の非凡さを口にして次回に続きます。
フィジカルに恵まれない大吾ですが、コーチ目線だと呑み込みが早くて教えがいのあるタイプのようです。
捕球前の後退り&ダッシュにしても、正確に落下地点を読む判断力があってこそ。
クレバーな大吾は理詰めで上に行くタイプなのでしょう。
ピンチを救われた卜部が大吾を認めるのも時間の問題で、早ければ試合終了後に「詫び」が入るかもしれません。
外野手なら誤魔化しの利く大吾の肩ですが、座り投げの捕手ではどうするのか気になるところです。
低い軌道のスローイング練習で地肩が鍛えられる可能性もあるので、外野手から捕手に転向する頃には普通に強肩捕手(=走られない捕手)になっているかも…ですね。