映画「聖闘士星矢」
聖闘士になって日本に帰還した星矢たちと沙織が対面後、いきなり十二宮に突入するスピーディーな展開。
星矢たちの過酷な生い立ちも軽くスルーされて「金出して観に来てんなら原作知ってるよね?」な構成です。
気になる黄金聖闘士ですが、見せ場のある者、ない者とで両極端でした。
羊…超~物分かりのいいメガネ男子、聖衣修復の機会ナシ
牛…鼻ピアスのリアル肉食男子、戦いは原作通り
双子…双子宮は無かった事に…?
蟹…ディズニー的演出で待遇No.1、戦いも原作通り
獅子…待遇No.2、行動は原作通りで黄金聖闘士の実力を示す
乙女…不遇No.2、星矢たちと闘わず見せ場なし、説得屋
天秤…天秤宮は無かった事に…?
蠍…何故か女性、続編あればシャイナ的役割…?山羊とコンビ
射手…冒頭でアイアンマン的な空中戦を演じる
山羊…武闘派として一輝と対決、何故か生き残る
水瓶…原作通り師弟対決で果てるも、唐突すぎて感慨ナシ
魚…不遇No.1、ろくに話す間もなく教皇に殺される
教皇…「銀河鉄道999」の黒騎士?石像ロボや巨大化は反則
黄金聖闘士は沙織が真のアテナだと判るや拳を収める人ばかりで、教皇を悪と知りつつ信奉する者はいませんでした。
青銅聖闘士では、敵の襲撃に備えて聖衣を普段着にしている紫龍の堅物キャラが立っていましたが、他は星矢が主人公らしく戦闘シーンが多かったくらいで横一線でした。
公開初日の午後一、土曜でしたので推定観客数60人。
火曜に劇場に行ったら入場者特典(設定資料の小冊子)が品切になっていたので、意外と客入りはいいようですね。